文京区白山
こちらは私が育った地元であり、
毎日のように自転車に乗り友達の家に遊びに行ったり、
放課後に児童館に行ったり、
公園で缶ケリしたり、
肉屋で焼き鳥やからあげを買い食いしたり、
裏路地を走り回ったり、
駄菓子屋で溜まったりと…。
思い返すと懐かしい思い出がたくさんでてきます。
このたび、私が文京区白山の名所を僕の思い出と共に紹介していきます。
【小石川植物園】
こちらは東京大学の研究施設として有名ですが元々は東京大学が開設した施設ではなく、
江戸で暮らす人々の薬になる植物(薬草)を育てる目的で江戸幕府によって開園された小石川御薬園(こいしかわおやくえん)でありました。
ここの池でザリガニがつれるので一時期毎週のように行っていました。
池に落ちたり、カラスにお弁当を持ってかれたりピクニックでお母さんのおにぎりを食べたりした思い出があります。今思い返すととっても良い思い出です。
今の時期(2014年6月6日現在)、NHK Eテレ2355(23:55~24:00)内おやすみソング「小石川植物園に行ってみました」が放送されています。ほのぼのした曲がおやすみソングにぴったりです。
遺伝の法則を発見したメンデルのぶどう(原木)
万有引力を発見したニュートンのリンゴの木(原木)
また、近くにある播磨坂は春になると桜が咲き乱れます。
とても美しくあり、その場所に自分がいられることをただただ感動することができます。
http://www.bg.s.u-tokyo.ac.jp/koishikawa/
【白山神社】
文京花の五大まつりの一つ 文京あじさいまつりが毎年6月中旬、ここ白山神社で開催され、境内と境内から続く白山公園に植えてある約3000株の見事な紫陽花を見ることができます。
白山神社は、江戸時代に歯痛止めの神様として信仰を集めたことから、紫陽花まつりの期間中は歯ブラシ供養が行われ、古い歯ブラシを納めると、先着200名に無料で新しい歯ブラシと交換してくれます。
あじさい祭り期間中は、他にあじさい写生会・大道芸・折り紙教室など多くのイベントがあり、観光客で賑わいます。
個人的には昼の紫陽花よりも夜の紫陽花のほうが趣があって好きです。
http://www.city.bunkyo.lg.jp/visitor_kanko_jisha_hakusan.html
【アンダースローカフェ】
場所は三田線白山駅から商店街を西に抜けて白山通りへ歩きます
白山通り京華学園の道向かいにあります
UNDER THROW CAFE(アンダースローカフェ)
かつて白山ベーグルがあった跡に元スタッフだった方が2014年2月にオープンしたお店です
入口を入るとすぐ正面にキッチンエリア前のレジがありその脇にベーグルが並びます
客席は16席ほどあり落ち着いた雰囲気です
取材した当日はモーニングセットを頂きました
ベーグルとディップはお好きなものを選べます
今回頂いたのは、
パンプキン&ラムレーズンベーグル
ホットコーヒー
ディップはラムバターで頂きました
http://www.underthrowcafe.com/home/index.html
【白山下散策】(和風スタジオ花みち)
こちら、僕が小さい頃走り回っていたあたりです。
都営三田線白山駅と春日駅の間にあるこの場所は白山通りから少し入った文京区白山1丁目にあります。
明治から大正・昭和にかけて三業地があり、最盛期には250人もの芸者さんがいたそうです
三業地とは、置屋(芸者や遊女を抱えている店)・料理屋(仕出し屋)・待合(客と芸者に席を貸して遊興させる所)の三つの施設がある花街のことで、花柳界とも言われていたそうです。
ここ白山では、今も当時を思いだたせる木造建築の建物や石畳が残り、その情緒ある風景に出会えます。
私の知り合いが子供のころには、その昔芸者さんだったと思われる着物姿の粋なお婆さんをよく見かけたそうですが最近ではその姿を見かけることもなくなりました。
以前待合茶屋として使われていた家屋を、現在貸しスペースとして開放しているのが「花みち」です。
4畳から14畳の趣のあるお座敷が4つあります。映画、テレビ、コマーシャルなどの撮影などにによく使われており、一般の人にも解放しています。
ここ花みちは地元白山の住民でも知らない人が多いほどの穴場中の穴場スポットです。
私自身、この建物は以前から知っていましたが、貸しスペースとして営業していることはテレビ(アド街ック天国)を見てはじめて知りました。
私の友人はアド街ック天国で見て以来、一度宴会場としての利用を思いついたそうですが、残念ながら飲酒は禁止だそうです。
ちなみにお酒以外の飲食は持ち込みで可能なので、お見合い、会議室、休憩所として利用することも可能です。http://www.hanamichi-twins.com/
情緒ある場所は、東京にはまだまだたくさん残っているはずです。
いろいろな街に住みいろいろな街の空気を感じ、歴史を知り、ふとした時に思い出してみたりするのもいいかもしれませんね。