さて、今回のR-STORE TOWN NAVIですが、ディープな街上野のご紹介です。
今回はアメ横を主に紹介してゆきます。
どこか懐古的で郷愁な雰囲気を感じるこのエリアはいろんな意味でカオスな要素が満載です。
激安海産物、乾物、服、靴、世界中の食材や雑貨、化粧品から宝石、趣向品などなど、世界中の食材や雑貨etc…。もう、あげればきりがない程の品物が各種売られています。
ここでアメ横の歴史をひもときます…。
現在のアメ横の原型は、終戦直後、現在のJR山手線上野駅~御徒町駅間に多数のバラック店舗が軒をつらねた簡易マーケットが建設されたところにさかのぼります。
食料難の時代であり、砂糖なども不足していました。昭和22年後半になると、サッカリンという砂糖に代わる甘味料を原料としたアメ菓子や芋アメマーケットで売り出され大ヒット。
周辺にあった商店の次々とアメ菓子をうるようになり、その数は、300軒近くにのぼりました。
アメ一色の街はたちまち評判となって、上野駅を起点とする沿線(遠くは、北海道、青森など)から連日買出しの人たちで賑わいを見せました。いつしか、『アメ屋横丁』と呼ばれ親しまれるようなりました。
昭和25年以降になると、朝鮮戦争の勃発の影響もあり、駐留米軍などからアメリカ物資がマーケットに大量に流れ込んできました。このころは『アメリカ横丁』と呼ばれました。
(http://www.hakuraido.com/hakuraido_01/ameyoko/ameyoko.html 左記参照)
と、まあいろいろな歴史があるこの街ですが僕にとってはいつまでも変わること無く安心して買い物が出来る場所であります。
さて、
前置きが長くなってしまいましたがお店の紹介に移りたいと思います。
今回は御徒町側より降りて上野方面へと流れていきました。
御徒町駅を降りてアメ横方面に行くと真っ先に目に入ってくるのが宝くじ売り場です。
年末になると100人程度の列が宝くじを求めこちらの売り場に殺到します。
近くには3000円均一ショップと格安の化粧品販売店がありご年配の女性陣がいつものにぎわいを見せています。
少し歩くと格安で高性能な物が買えるミリタリーショップがあり、アウターやボトムスを買うともれなくおまけがついてきます。(靴下とか、インナーとか、小物入れとか…。)
さてさて、これからガード下のディープなエリアにさしかかかります…。わくわくわくわく
ケバブ売りのお兄さんの呼び込みをかわしつつてくてく歩くと、海産物が激安で買える店があります。海産物は基本的にその日のうちに捌きたい為夕方頃になると安くしてくれます。(頑張って値切れば半値くらいになることもしばしば。)
ガード下には[マルゴー]というモデルガンや模造刀、コンパクトナイフなどを販売しているお店があり、サバイバルゲームやアウトドアを楽しまれる方にとってはたまらないお店でしょう。
人ごみをかき分けつつながれにのりつつ歩きますと、[アメ横センタービル]なる建物があります。
特出すべきはこの地下です。
普通のスーパーじゃまず手に入らない物がごろごろしています。上海ガニ、ナマコ、マテ貝、牛豚鶏猪などの希少部位などが格安で売っています。どうやって調理するのか首を傾げる物ばかりです…。
さて、
センタービルを出て上野方面に歩いて行くとチョコレートの叩き売りがありました。ここは舶来もののチョコレートの詰め合わせが1000円均一でこれでもか!これでもか!くらいの勢いで売られています。(ちなみに写真に写っているのは同級生のお父さんです。)
アメ横も終わりにさしかかろうとしたとき(上野側)、上野のもつ焼きやで一番有名であろう店の前に来ました。その名は大統領!ここの煮込みは安心する味がします。ビールをくいっとやりたいですね!
今回はアメ横にフォーカスした内容になりましたが上野にはアメ横以外にも博物館、美術館、動物園などがあり見所満載で御徒町方面にはこれから映画館も出来るみたいです。
新しい物を取り入れつつ、懐古的な物を残すといった独自の文化が上野にはあります。
ここには書ききれないほどのディープなスポットが上の界隈にはまだまだ沢山あります。
上野から博物館を越えて芸術大学を越えてのんびりてくてく歩いていたら根津まで来ちゃいました・・・。
もし気になる方がいらっしゃいましたらご紹介致しますのでお気軽に鈴木まで連絡くださいね!