商店街と伝統、そして六義園の街、駒込。
物件でいうならば、デザイナーズじゃなくて間違えなくレトロ。
目立った華やかさやとがった個性はありませんが、環境の整ったゆるく住みやすい街です。
まずは定番の駅写真。
駒込の下町側、東口から。
駒込の駅で一番小さな東改札。
これだけ見るとかなり寂しい感じがありますが・・
顔をあげると、すぐそこにさつき通り。
山手線の駅前らしからぬ下町感いっぱいのごちゃごちゃっとした
飲食店や日用品の商店がずらりと並んでいます。
お店の元気なおじちゃんおばちゃんと仲良くしたい、
駅前のさつき通りを抜けたその先に、
本郷通りから路地を入る形の商店街で、細い路地の両側にお店が
全長250メートルの商店街には約60のお店があり、日中は子連
ちなみに、看板中央の赤いキャラクターは、しもふり商店街の”
(ひらがなの”し”に目と足と口つけただけ。ある意味潔いです。。笑)
せっかくなので、商店街の中をてけてけ歩いてみました。
下町らしいなつかしい感じの果物屋さんがあったと思ったら
こんなおしゃれなお花屋さんがあったり
かわいらしい天然酵母のパン屋さんがあったりします。
”飯粉屋”=”ぱんこや”と読むそうで。
粉と酵母にこだわる自然派のお店です。
こじんまりとした店内には、こんがりキツネ色のパン。
焼きたてパンのいい香りが広がっていました。
とはいえ、本日は記録的な真夏日。
脱水症状になりそうなくらい暑くかったので、
その先の豆腐屋さん”かさはら”に立ち寄ってみました。
店頭には、真っ白な豆腐やこんにゃくが水の中にぷかぷか。
見てるだけでもなんだか涼しげ。
こんな暑い日は豆腐に限る!
ということで、できたてのお豆腐をお土産に。
豆乳たっぷり、さっぱりトロトロ濃厚な豆腐は、
醤油をつけずに食べてみて!
だいぶこじんまりしたお店ばかりご紹介しましたが、ご安心を。
現代的な大型スーバーもちゃんとあります。
この他にスーパーたじまもあり、色々使い分けられそうで便利です。
そしてそして、東口の〆に、駒込の有名店中里へ。
明治時代創業の老舗で、東京大丸にもお店があります。
メインの商品は揚げ最中と南蛮焼きの2種類のみ!(あと季節品がちょこっと)
これだけで明治からやってきてるなんて、とにもかくにも驚きです。
想像以上に小さなお店には、
あ、このかわいらしい男の子は、ここの店主のお子さんです。
(人なつこい笑顔のかわいい男の子でしたが、その笑顔写真にはおさめられず・・)
せっかくなので人生初の揚げ最中をお土産に。
しょっぱくて甘い和菓子。
一言でいうとそんな感じ。でもなんだかくせになるんです、コレ。
ごま油香る最中と適度な甘さのあんこ。そして最中についた塩味がたまらないバランス。
甘いもの苦手な人でもいけるんじゃないでしょか。
見た目も素材も地味ですが、是非一度ご賞味あれ。
お次は駒込のハイライト、六義園のある北口へ。
ちなみに南北線もこちら側。
こちらの駅前は、ファストフード店やビジネスホテルメッツがあり、ここが山手線内だったことを気づかせます。
駅をでるとすぐ前に本郷通り。駅を背に右へ進むと住宅街、左へ進むと六義園。
今日はせっかくなので六義園方面へ。
といっても六義園は駅のすぐ斜向かい。六義園って駅近だったんだ!
そんな緑溢れる六義園のすぐ隣にあるのが、そば処”小松庵”
なんと大正11年創業!
最近本店をこちらに移したばかりだそうで。ずいぶんと洒落た雰囲気のお店になってました。
六義園散策の後にちょうどよさそうなこちらのお店。
本日はゴマだれせいろをいただきました。
そうして おなかもいっぱいになったところで。
いざ六義園へ!
・・と思ったら、入り口はずっと先の反対側にあるそうで。
近いようで、遠いんですね、六義園。。
本郷通りを六義園を目指し通りを歩いていくと東京で唯一の藍染めやさん ”布礼愛”(ふれあい)を発見。
お店の奥にはたっぷりと染料の入った甕。
実際に色付けしてる様子が見られます。
うーん、下町感かなりでてます。
その他にもかわいらしい雑貨屋さんや新鮮な有機野菜を扱うお店、
数は多くはありませんが、
そうしてようやくたどり着きました、六義園。。
レンガ塀からはみださんばかりのモリモリの緑。
背の高い木々の間を抜けた先に広がる大きな水辺。
すばらしいの一言です。
ということで、駒込の旅はここ六義園でおしまい。
どうですか?駒込。
山手線の上の方も、割と捨てたもんじゃないでしょ?
洗練された都会にはない魅力、ぜひ1度見に来てください!