R-STOREスタッフが街を深堀り!きっと住みたくなる街が見つかります。

本八幡

2017.05.15

本八幡

担当=武政 礼子

 

今回の街ブログは、千葉県市川市にある本八幡駅!

私の地元です。

住みやすいのにな、皆西側に行っちゃうな。

という事で紹介を兼ねまして、東京のすぐお隣にあるベッドタウンである本八幡の街をご紹介したいと思います。

都会が好きなあなたにも、きっと気に入っていただける街です。

というのも、総武中央線、都営新宿線、少し歩けば京成線も通るこの本八幡は、利便性もあって都心から離れたいファミリーの方々が多く移り住む場所。

背の高いビルが少なく落ち着いた地域ながら、様々な店が立ち並びとても便利な駅です。

ロータリーも広く、お店も充実しています

ロータリーも広く、お店も充実しています

都営新宿線の終点駅であり始発駅の為、必ずといって良いほど座れるんです。

京成線の通る京成八幡駅は快速の止まる駅でもあり、成田空港にも羽田空港にも直結していて、都営浅草線に直通なのでなかなか便利。

北口も南口も栄えていますが、南口はより飲み屋が多い印象を受けます。

北口から真っ直ぐ歩くと京成八幡の方へ続きますが、この先は戦前から続く高級住宅地。

家も敷地の広い、戸建ての大きな家やレトロな高級分譲マンションが多く見受けられます。

南口は新しいマンションなども多く建てられていて、都心から移られた方も多く住んでいます。

北がくねくね道、南が真っ直ぐ、この整備の違いで町並みも変わってくるのが面白い。

それでは北口からいきましょう。

左側にはツタヤもあります。

左側にはツタヤもあります。

駅周辺はとても栄えていますが、京成八幡駅の線路を跨ぐとどんどん道が狭くなっていきます。

ちょっと古い商店街にはちらほらとお店が並んでいたり。

先を進むにつれて、住宅街へと入っていきます。

今回ここまで奥に進んだのには理由が。

住宅地の中にある、シャララ舍さんに行きたかったんです。

ずーっと前から名前を知っていて、行きたいとは思っていたんですが中々足を踏み入れる事が出来ず、今回初めて足を運ぶ事が出来ました。

表構えからして可愛すぎる!

表構えからして可愛すぎる!

こちらのお店では琥珀糖を販売しています。

ボトルに入った琥珀糖が実にフォトジェニックなカラフルさで綺麗!

動物のモチーフもあったりと、プレゼントにも贈っても喜ばれそう。

ドリンクも注文出来て、店内にあるオシャレすぎる席で寛ぐ事が出来ます。

窓際のソファ席。時間がゆっくりと流れます

窓際のソファ席。時間がゆっくりと流れます

うーん、ついつい長居してしまいそう。

また、不定期に一ヶ月単位で展示をしたりされているそうで、

今回は時計荘さまの作品を展示されていました。

立ち並ぶ作品たち。大切に飾られています

立ち並ぶ作品たち。大切に飾られています

私が見させて頂いた時には既に沢山SOLD OUTの文字が!

どうやったらこの小さな小瓶の中にこんな繊細なものが入るのでしょう?

一つ一つの丁寧さが真摯に伝わります

一つ一つの丁寧さが真摯に伝わります

時間を忘れて見入ってしまいました。

時計荘さまの作品は531日まで展示されているそうです。

店内のアンティークな家具がまた素敵です

店内のアンティークな家具がまた素敵です

夢中になって写真を撮ってしまいましたが、琥珀糖を眺めていると、味見も出来ると教えて頂いて可愛らしい器に入った琥珀糖を一口頂く事に。

まるで宝石箱のよう。

まるで宝石箱のよう。

周りはコーティングされた砂糖でカリカリとしているんですが、中は思っていたより柔らかい!想像と全然違いました。

砂糖だけあってとても甘いのかと思っていましたが、素朴な味わいでとても食べやすく、何個食べてもしつこくなく食べ続けられちゃいそうなほんのりとした甘さ。

これは癖になります。

とても美味しく頂いて、私も写真で一目惚れしてからずっと買いたかった、琥珀糖の小瓶を購入させて頂きました。

色んな味があるのがまた良いなぁ。

色とりどりの宝石たち。

色とりどりの宝石たち。

そして、この街の素敵なスポットや素敵なお店を沢山教えてくれました。

ありがとうございます、琥珀糖と空間を堪能するためにまたお伺いさせて頂きます。

早速、教えて頂いた場所の一つ、シャララ舎さんからすぐの所にある白幡天神社へ。

とても澄んだ空気が流れていました

とても澄んだ空気が流れていました

この神社は市川市菅野の最も地形の高い所にある、氏神様です。

見渡すだけでも広大な敷地で、その中には公園まで。

御祭神様は菅原道真公と武内宿禰、菅原道真公はおそらく色々な所でみなさん一度は目にした事があると思いますが、学問の神様です。

椋(むく)の大木はとても大きい

椋(むく)の大木はとても大きい

晴れた日はより一層気持ちいいんだろうな~。

それでは長い商店街を歩いて、駅の方へ戻りましょう。

ここから少し外れて京成八幡の線路沿いに歩いていくと、知る人ぞ知る魅ジェラートというジェラート屋さんがあります。

一瞬外観だけ見ると事務所と間違えそうですが、扉の文字と開店時に立っているアイスののぼりがあるので直ぐに見つけられるはず。

元々は大型商業施設であるニッケルコルトンプラザにお店があったのだそう。

あいにくの閉店。食べたかった…

あいにくの閉店。食べたかった…

このまま市川市役所の方へ進みます。

市役所が近くにあるって何気にとても便利ですよね。

市川市役所の近くにも神社があるんですが、ここには私もよく足を運びます。

長い参道が続きます

長い参道が続きます

葛飾八幡宮」という神社で、本八幡の名前の由来となった神社。

この神社が建てられたのは平安朝よりも前、寛平年間(西暦889年~898年)だそう。

境内には千本イチョウという国指定天然記念物のご神木があり、推定樹齢は1200年。

千百年以上も前からあるって心踊ります。

また、面白いのが神社の目の前に踏み切りがあるということ。

うっかり踏切に捕まったら長いです

うっかり踏切に捕まったら長いです

この踏み切りの手前にも鳥居があるので、神社の敷地内を横断してるんでしょうか。

あるようで中々見ない光景な気がする。

葛飾八幡宮を出てすぐの所、市川市役所のほぼ目の前には「八幡の藪知らず」という小さな竹林があります。

不知森神社が静かに鎮座しています

不知森神社が静かに鎮座しています

正しくは不知八幡森(しらずやわたのもり)というこの場所は、なんでも、江戸時代よりもずっと前から一度入ったら出てこられなくなるという伝承があるそうで、現在も中に立ち入る事は出来ません。

水戸黄門も迷った事があり、多くの妖怪変化に襲われたという説も。

見る限り、迷いそうな広大な土地な訳でもなく

以前は広大な敷地を誇っていましたが、道路拡張などで一部が削り取られたりしてこの広さになったようです。

この「八幡の藪知らず」が由来で、現在のお化け屋敷や迷路の事を業界用語では藪と呼ぶように至りました。

柵の先には絶対に立ち入ってはいけません。

柵の先には絶対に立ち入ってはいけません。

ここから少し歩きましょう。

少し先へ行くと大きな商業施設が見えてきます。

ニッケルコルトンプラザにはtohoシネマズを始め様々な店舗が入っていて、平日休日を問わずいつも賑わっています。

本八幡駅からは無料のバスも出ているので、気軽にお出掛け出来るショッピングスポット。

食事から家具、服、家電におもちゃなど、何でもござれの品揃えと店構えです。

本八幡に住まれた時には必ずお世話になるはず。

端っこしか映ってなくてすみません。

端っこしか映ってなくてすみません。

中へ入ってしまうと1日では足りないので、今日は入らずに先を行きましょう。

ここから先は整備された大きな道路が続きます。

インターへはこの辺りから入るので、車の交通量も多い。

今回ご紹介したいのは、この先にあります。

空がとても広い!

空がとても広い!

ここは江戸川の流れる河川敷。

よくサイクリングやランニングの方々の姿を見かけます。

晴れた日にはスカイツリーや、その向こうには富士山が見える事もあり、河原の方では野球少年たちが元気に試合をしています。

江戸川の花火大会の日には、地元の方々を始め、遠方からもぞろぞろとここまで歩いてきて、河川敷に腰掛けて花火を見上げます。

私のお気に入りスポットで、お休みの日にはアイスカフェラテを買ってのんびりする事も。

週末には子供の声で賑わいます

週末には子供の声で賑わいます

この河川敷の近くには「123ビルヂング」という一棟まるまるリノベーションされたビルがあります。

そのうち絶対に行きたい!と思っている場所。

様々なクリエイターの方々が入るシェアアトリエで、617日にはイベントも開催されるんだそう。

詳細はこちらからどうぞ。

どちらも駅からは徒歩19分とかなり歩くので、バス移動がオススメです。

という事で、今回は飲食ではなく環境重視でご紹介してみました。

都会派だけではなく、落ち着いた郊外が好き!なんて方も安心して暮らせるゆったりとした地域です。

もちろん美味しいご飯のお店や居酒屋なんかも沢山ありますので、この街をご案内する機会があったら是非ご紹介させて下さいね。

 

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