みなさま「茅ヶ崎」と聞いて、どんなイメージでしょうか?
私はこれまで、人生の約8割を神奈川で過ごしてきたにも関わらず、正直「よく知らない」というのが本音でした(ごめんなさい)。
湘南と言えば、まず思い浮かべるのは鎌倉と江の島。
しかし、何度も訪れるうちに、「あれ、茅ヶ崎とっても暮らしやすい場所では…?」と、ようやく気づきまして。
観光スポットとして、真っ先に思い浮かぶ場所ではないからこそ。
R-STOREとしては、ご紹介せずにはいられません。
それでは早速行ってみましょう!
●茅ヶ崎の暮らし①「知られざる特権:駅と海との距離感」
「海の近くに住みたい。でも駅にも近くないと。かつ都内へ移動がスムーズなJR沿線の駅で!」
はい、それなら茅ヶ崎がお勧めです。
湘南でこれが叶うのは、実はほんの一部だけ。
大半は「海への近さを取るか、海から離れて駅に近づくか…」という場所が多いのです。
駅の南口から海岸までを直線で結ぶ「雄三通り」は、全長で徒歩15分ほど。
この真ん中あたりに住めば、どちらにも徒歩7〜8分で行けるというわけです。
地味なようで、これ結構すごいですよ…!
●茅ヶ崎の暮らし②「湘南らしいのに、観光地っぽくないお店たち」
海辺らしいお店が点在しつつ、ローカルな商店とも共存している感じといいますか。
お洒落な雰囲気のお店でも、案外観光客より地元のお客さんが多かったりして。
“湘南っぽさ” が、街に溶け込んで生活の一部になっているような、肩肘張っていない空気。
お店が密集しているのは駅前くらいで、それ以外の通りはポツポツと。やや間隔があるのもそれはそれで良い。
観光客も大事だけど、まずは住んでる人にとって心地よい街並みが良いですよね。
鉄砲道には、個性豊かなお店が点在しています。
▼SEEP STORE(アパレル・雑貨)
ガーゼ生地のシャツなど、素材にもこだわりのあるオリジナルブランド。セレクトされた雑貨も並びます。
http://seepstore.com/
▼LUFT(グリーン)
サボテンや多肉など、見た目も個性的な観葉植物がズラリ。
http://luft-chigasaki.com/
▼さいさい(食堂)
健康的な定食がいただける食堂。近所に欲しいのはこんなお店かも。
https://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140406/14045190/
▼Wicked COFFEE(コーヒースタンド)
気分や好みに合わせて、豊富な種類の豆からセレクトできます。
https://www.facebook.com/WickedCOFFEEJP/
▼MabbyS DOG DELI(ドッグフード専門店)
ワンちゃんのための安全でおいしい手作りごはん。ワンちゃんと一緒に、店内のカフェも利用できます。
http://mabbys.jp/
鉄砲道でのランチは、こちら↓でいただきました。
▼いただきます食堂(Cafe Pipipi)
https://www.instagram.com/itadakimasushokudou/
月曜定休(祝日の場合は翌火曜休)
平日 11:00~15:00(L.O.14:30)/18:00~22:30(L.O.21:30)
土日祝 11:00~22:30(L.O.21:30)
東南アジアの料理「ラクサ」専門店。日本でいうラーメンのような麺料理です。
スープまで飲み干しても、体にやさしい素材が使われているのも嬉しい。
そんなこともあってか、店内は女性客がほとんどでした。
実はこちら、「Cafe Pipipi」というカフェの店舗を借りて「いただきます食堂」の営業をされているそう。
(外観もそのままなので、気づかずに通り過ぎてしまうかもしれません)
この形態は2018年3月31日までの予定なので、ぜひお早めにどうぞ。
突如現る、外国のような雰囲気の一角。
実はここ、アパレルやカフェ、家具、雑貨などのお店が集う複合施設なんです。
▼SPORTIFF VILLAGE
http://www.sportiff.co.jp/
甘いものが欲しくなったら、「プレンティーズ」。
2005年に誕生した茅ヶ崎発祥のお店で、いまや多数の店舗があります。
雄三通り沿いには、そのうちの2店舗が至近距離に。
メニュー展開が異なるので、どちらも楽しみたいところ!
フレーバーとトッピングを選んだら、すぐに-20℃の大理石上でまぜてくれます。
▼Plenty’s 茅ヶ崎本店
http://plentys.net/
月曜定休(祝日の場合は翌火曜休)
10:00〜21:00
この他にも、雄三通りには気になるお店が点在しています(まだまだ回りきれておらず…次の機会に!)
ここまで駅の南側(海寄り)のお店を紹介してきましたが、北側にも良いところがありますよ。
▼MOKICHI FOODS GARDEN
http://www.kumazawa.jp/mokichi/foodsgarden/
第3火曜日定休(8・12月は無休)
月~木・日 11:30~14:30/17:30~22:00
金・土・祝前日 11:30~23:00
この大空間は、かつて精麦工場だったところをそのまま利用しているのだそう。
どおりでこの雰囲気…!細部まで味のある素敵な空間です。
実はここ、 “湘南に残された最後の蔵元” と言われる「熊澤酒造」が出しているお店なんですね。
市内の別の場所に、工場とお店をまとめた場所があるということで、さらに足を伸ばしてきました。
▼熊澤酒造株式会社(JR相模線「香川駅」徒歩7分)
http://www.kumazawa.jp/mokichi/
茅ヶ崎駅からJR相模線で2駅。車では20分ほどの場所になります。
イタリアンレストランの「MOKICHI TRATTORIA」
敷地内にはこのイタリアンレストランの他に、和食、カフェ、ベーカリーという幅広いラインナップ。
これは何度も通いたくなってしまいます。
お腹が満たされた後は、これまた心躍るお店が待ち受けていました。
「okeba gallery & shop」
元々ここは、酒蔵や道具の修理を行う「桶場」と呼ばれる場所。
その倉庫を改装し、ギャラリースペースになっているんです(だからお店も “okeba” なんですね)。
もはや立派な商業施設ですが、長い年月をかけて今の形になってきたのだそう。
ものづくりと湘南への愛を感じる、とってもあたたかい場所です。
●茅ヶ崎の暮らし③「やっぱり、海」
サザンビーチ界隈は、海沿いによくある “観光客向け!” な雰囲気があまりないように思います。
11月下旬のこの日は、ぽつぽつと地元の方がお散歩している程度。
夕暮れ時には、自然とみんなが立ち止まっているのも、なんだか楽しい。
そして、茅ヶ崎の海と言えば「えぼし岩」です。
貴族の「烏帽子」に見えることが名前の由来で(戦前はもっと長く伸びていました)、誕生はなんと1,200万年ほど前…!
あらゆるところに登場する、この街のシンボルです。
実はこのえぼし岩、近くまで行けるの知ってましたか?
天気が良ければ富士山も見えます。気持ち良すぎるでしょ…!
もちろん観光にもお勧めですが、住んでいる方にこそ一度は体験してほしいなぁと思います。
ちなみに平日の12:00に行ったところ、お客はなんと私1人…(同日11:00の回は満員近かったそうですが…)
こりゃ中止か…と思いきや「1人でも出ますよ〜」とのことで、ありがたく貸切を満喫してきました。笑
▼えぼし岩 周遊船/たつみ釣具店
http://www.chigasaki-tatsumi.com/
10:00・11:00・12:00 1日3便
各便定員18名 30分前までに受付
所要時間:1回40分程度
このビーチ沿いでは、毎週土曜に「朝市」も開催されています。
茅ヶ崎育ちの野菜やお花など、農家さんと顔を合わせながら買うことができるのが嬉しい。
地元をより身近に感じられる、「地産地消」を発信する場所でもあるのです。
▼茅ヶ崎 海辺の朝市
http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/nousui_nogyo/1006519/1022398/index.html
場所:茅ヶ崎公園野球場東側駐車場付近にて
毎週土曜のみ
8:00〜9:00頃まで(売切れ次第終了)
●茅ヶ崎の暮らし④「便利さも忘れない」
個性的なお店の数々を紹介してきましたが、お馴染みの大型店もしっかり揃っているのが頼もしいところ。
大手チェーン店・飲食店や居酒屋も豊富なのは、忙しい日々にはありがたいものです。
そんな駅前にも、地域を感じられるスポットもありますよ。
駅からも近いので、日常的に利用しやすい。
日曜以外は毎日営業していて、朝から賑わっています。
▼JAさがみ 茅ヶ崎店
http://ja-sagami.or.jp/tenpo/detail/n_02.html
定休日:毎週日曜・海の日
10:00~17:00(なくなり次第終了 )
以上、”私の好きな茅ヶ崎” をぎゅっと詰め込んでみました。
ここでの暮らし、少しでもイメージしてもらえたでしょうか?
都会とは違う、でも田舎ともまた違う。
海辺らしいゆったりとした空気の中で暮らすのも、悪くないかも…
もしそんな風に思っていただけたら、まずはぜひ訪れてみてください。
茅ヶ崎でお待ちしていますね。