約1年ぶりに持ち回りがやってまいりました、街ブログ。
そして今回は個人的に代々木エリアの中では最もアツいと思う、代々木八幡・代々木公園のあたりをおすすめします。
このあたりは、cafeやパン屋さん、barにdinerがズラズラズラリと激戦区。
それも、こだわりがあってオッサレ〜なお店ばかり。
だからもしこのあたりにくりだすのなら、とびきりのオシャレをして、なるべく荷物は少なめで、ふらっとこなれ感をだして(ココ重要)訪れてみてほしい。
街の雰囲気に馴染んでさらにenjoyできることを約束します。
じゃ、しのごの言わずまずは駅前から!
駅前はチェーン店もそこそこある、そこそこ賑わっている街。
でも、すでにおっと気になるcafeなんかもチラホラ。
ところが八幡駅前の魅力はそこじゃない。
裏道を入ったところにこそ、本当に賑わう店、人知れず居心地の良い店があったりするのです。
まずはパン屋さんから。
365日。
OPENして1年半ほど。
ちいちゃい店内なのに、いつ行っても混み合っていて人でいっぱい。
それもみなさん、常連さんばかり。
買うパンを決めてルーティーンのようにそこに集まって来ている様子。
どのパンもほんとうに美味しいからそれも納得できる。
いつもながら混み合っていたので、翌朝の朝ごパンだけ購入しました。
近くの裏道を抜けて次なる目的地へ。
その道中、カラフルな壁に囲まれた美術教室が。
不動産屋やってると、変わった建物に目がないです。
このお向かいには古民家を改装したcafeとケーキ屋さんが2軒。
どちらも「え、ココお店?!」と思うような存在を知らないと辿り着けない細道にひっそりとアリ。
でもこの建物も、不動産屋としても見逃せない・・・
まずはケーキ屋さんから。
正面から見るとただの古民家のお勝手のようにしか見えなくて、存在を知っていないと辿り着けない。
そんな特別感さえあるお店。
日・月が定休日かつ17時までしか開いていないのでぜひに狙って訪れて。
mimet。
(HPまだなかった・・・食べログを是非検索してみてくださいね)
ここも一見、絶対に分からない。
細い路地(というか砂利道)を歩いた先にある古い一戸建てを改装したcafeであります。
中途半端な時間に行ってしまったもんで、お目当てのホットケーキまだあるかな・・・と不安げに店先でオロオロしていたら、
「どうぞ!」とやさしく声をかけてくれた店員さん。
「ホットケーキってオーダーできますか?」「大丈夫ですよ」とのことで、念願のホットケーキにありつけたのであります。
これはホットケーキと呼んでいいものか・・・
ふわっふわで厚みもあって、過度な甘みも味付けもなくてシンプルなのに満足感が高い。
けっこうなボリュームだったけど、あっという間に完食しました。
これはみなさまにもぜひに一度お味見願いたい。
私があまりにもじろじろと店内を見て写真を撮るもんだから、
「もとは佐藤さんって方の家だったはずです、たしか。(ニコッ)」とまたしても怪しいお客相手にもやさしい店員さん。
2階はこれまたステキなギャラリースペース。
「今度は絶対にdinnerに来ますね」と宣言してお店を後にしたのだった。
パンを買ったあとに、ケーキ屋をチラ見してcafeでパンケーキを食してと、パン尽くしな駅前。
駅前からはあと1軒パンにまつわるおすすめ店をご紹介します。
ここもベーグル界ではかなり有名なお店。
実は友人が働いていることもあって、ちょこちょこ訪れます。
どれもほんっっっとにおいしいのと、種類が多いのとで迷ってしまう。
けれど、迷いは禁物。
迷ってるそばからどんどん売れていってしまうし、早い日は午後にはもうすべて売り切れなんてことも。
(でも、ベーグルのあいだにクリームチーズはさんでくれたり、かたさも“ふか”とか“むぎゅ”とかいっぱいあってえらべなーーい)
今日はささっと選んで食べたいのをちゃんとgetできました!(ホッ)
玉井春のパン祭り状態な本日。
それでもペロリといただきました!(ごちそうさまでした)
さて、少し街探索してカロリーを消費したいところ。
メインの富ヶ谷ストリートの方にいく前に寄っておきたいのがココ。
古本屋さんです。
とは言っても、神保町にあるそれらとは違いますよ。
自称“オモシロイモノ”に欲張りな古本屋なだけある店内。
とにかくセレクトがおもしろい。
80年代のロック史だったり、昔ながらのふる〜い雑誌やパンフレットだったり。
レコードも400円や600円で売られてる。
機器がなくても、音楽に詳しくなくても、インテリアとして取り入れたらいいな〜感覚でレコードが探せる。
ユルいけどついつい長居してしまう、そんなお店です。
個人的にはロック革命時代とテクノドンが気になって気になって・・・次行ったときまであったら買います。(何の賭け?)
さ、今度は富ヶ谷方面へ。
ここからは、THE TOKYOなcafeやお店たち。
写真とリンクでざざざーっとご覧ください。
コーヒー好きの間ではかなりの有名店。
しかし私はコーヒーが飲めない・・・のでカフェオレをオーダー。
そんなコーヒー苦手な私でも、“これはおいしい”ということが分かる深みのある味にカルチャーショック。
ちなみに、もう一つのFUGLENのたのしみ方をば。
こうやって写真を撮るとよりリア充感が増すのでおすすめです←
そして富ヶ谷といったらココ。
トミガヤテラス。
(ここもHPなかったので食べログを参照)
葉花。
この道中、必ず立ち寄るのがココ。
SHIBUYA PUBLISHING BOOK SELLERS。
本屋さんは本屋さんなんだけど、雑貨も置いていたり奥がスケルトンのオフィスになっていたりと、古めの言い方で言う“今風”な本屋さん。
遅い時間までやっているので、渋谷で飲んで歩いて帰るときに通りかかってつい立ち寄って気がつくと散財している、そんなお店。
本を探しにくる、というよりは、
この空間になにかいいものセレクトされてないかな〜と覗きにくる感じ。
そういうお店がいくつかあると訪れるのも楽しいですよね。
と、半ばお腹いっぱいぐらいに富ヶ谷方面をご紹介。
ですがですが、今回はここでは終わりません。
代々木八幡駅と代々木公園駅って実は近いどころか地下通路で繋がっていたりする。
ので、ちょっと足を伸ばして代々木公園方面まで。
そしてなぜ代々木公園まで足を伸ばすのかと言ったら・・・
言ったら・・・
たら・・・?
(溜めすぎゴメンなさい)
小田急線線路沿いにおもしろい形のビルが・・・
これまた不動産屋の血が騒ぐ。
・・・じゃなくて、
このビル、いつもR-STOREではお世話になりまくっているビーフンデザインさんの事務所なんです。
今回は特別に、事務所内のお写真も撮影させていただきました!
※代表の進藤さん、いつも無理なお願いにもノリノリで乗っていただきありがとうございます。
玄関をあけると目の前にある急でデンジャラスな螺旋階段をのぼっていく・・・
実はここ、古いビルを買って代表の進藤さんご自身でリノベーションされたそうですが、
当初は家族でここに住んでいたそう。
今はcafeになっている1階に本来は事務所があって、2・3階で当時家族4人(だったかな?)で住んでいたそう。
この打ち合わせスペースは当時はベッドルームだったそうな。
狭小住宅の設計事務所たる事務所で信念の強ささえ感じます。
たしかに広くはないけれど、いろんな工夫や面白みがつまっているし、縦に伸びるその構造からか圧迫感は思ったよりない。
それがあの唯一無二の住宅デザインに繋がっているのでしょうね。
お忙しいところを、お邪魔しました!
これからも面白い建築を仲介させて頂くのを楽しみにさせて頂きます。
さて、〆をどうしようか迷いに迷って・・・
実は代々木八幡宮まで足を伸ばしてパシャパシャ撮影もしたのですがイマイチ盛り上がりに欠けるかなと思い笑、
今回はビーフンビルの1階にある今や有名すぎるLittle Nap COFFEE STANDを訪問した記録で〆ましょう。
ここも365日と同様に常連さんが入れ替わり立ち替わり。
品の良いおばあちゃまと、いかにもアパレル業界最前線的なお姉様が「元気?髪の毛切った?」なんて会話をしてましたよ。
と思ったら、お仕事関係の方が来てスタッフの方と雑談を。
と思ったら、次に来たお客様とそのお仕事関係の方とスタッフと、アパレルお姉様が会話に加わり・・・!
ものすごいコミュニティ力。
聞いたところによると、オーナーの方の知り合いの業界人の方々が集まってきて、その知人や友人に広がりと、まるで理想郷のようなコミュニティが出来上がっているようでした。
求心力のあるお店のまわりに集まる人々、そしてその噂を聞きつけて訪れる人々、こんなに何もないところなのにいつも店の外にも人が溢れているようなそんな場所になる意味が分かる気がします。
よそ者感が少し出て来たところで、そろ〜っと店を後にしようと思ったけれども、
店員さんが「ありがとうございました〜!」としっかりこちらも気にかけて挨拶をしてくれたことがとてもうれしかった。
うん、また来よう。
と、気持ちよく〆が決まったところで(?)代々木八幡・代々木公園案内を終わります。
一日じゃまわりきれないほど、魅力的なお店がいっぱい。
と同時に、たまに来るだけじゃなくデイリーに来て馴染みになりたいお店がいっぱいなんですよね。
だからかな、この地を愛する人は絶えないし、小さな街なのにいつも人がいっぱい。
その魅力を取材を通してより実感することとなりました。
代々木八幡で食べ歩きしている私に遭遇したら、そっと声を掛けてくださいね。
おすすめの楽しみ方をそうっと耳打ちします。