R-STOREスタッフが街を深堀り!きっと住みたくなる街が見つかります。

蔵前

2014.07.24

蔵前

担当=石原 あさみ

昔ながらの問屋街の街。
今、再生され新たな魅力を発信する大注目の下町・蔵前を開拓してみました。

浅草の隣駅、隅田川に沿って歩いても15分ほどのエリアですが、
あまり馴染みのない方も多いのでは。

近年、蔵前エリアでは古いビルや倉庫をリノベーションし、再利用することで、街が再生されているのです。
R-STORE好き、リノベ好きな方にはこの街の感じ、たまらないかも。

今回はそんなホットな下町・蔵前の街をご紹介!

 

さてと、まずはこちら!

外観から個性的な「MIRROR(ミラー)」ビル。

ピンクのガラスが印象的なビル「MIRROR」

ピンクのガラスが印象的なビル「MIRROR」

こちらは2011年、おもちゃやさんのビルをリノベーションして誕生しました。
ビル一棟全体が飲食店として、主に3つのお店からなっています。

素敵すぎる館内案内

素敵すぎる館内案内

探索しがいがありそうだな〜ということでさっそく探索スタート!

まずはピンクの入口が気になって仕方ない1階のリバーサイドカフェ「Cielo y Rio(シエロ イ リオ)」から。
高ーい吹き抜け空間とロフトスペース、加えて外のオープンテラス席がいい感じです。

大きな吹き抜けとロフトのある空間、奥にはオープンテラス席で開放的。

大きな吹き抜けとロフトのある空間、奥にはオープンテラス席で開放的。

ピンクのガラスからの採光で店内はもちろんピンク!

ピンクのガラスからの採光で店内はもちろんピンク!

おすすめプレート「鶏ローストのオリジナルソース仕立」

おすすめプレート「鶏ローストのオリジナルソース仕立」

とりあえず腹ごしらえ。

メニューはパスタや健康志向プレート、、どれも美味しそうなメニューで迷います。

ボリュームたっぷり!美味しかった~。

 

続いて3階へ。こちらも同じく「Cielo y Rio(シエロ イ リオ)」

3階の店内からは隅田川を眺められる。

3階の店内からは隅田川を眺められる。

隅田川をすぐそばで眺めることのできる、まさにリバーサイドカフェ。
ちなみに店名の「Cielo」はスペイン語で天空、「Rio」は川、なんだそうです。
店内オシャレ〜。



続いて4階の「RIBAYON(リバヨン)」

ごろごろリビングスタイルのBAR

ごろごろリビングスタイルのBAR

卓球をEnjoy!!

卓球もEnjoy!!

こちらは家飲み感覚のリビングスタイルBAR。
靴を脱いで上がって、コロコロのクッションでゴロゴロくつろいじゃいます~。なんとここ、卓球もできちゃう!
下のシエロ イ リオでごはん食べて2軒目に行くのもちょうど良い感じ。行ってみる価値ありですよ~!



さてと、そろそろ街散策しますかね。

まずはオシャレ雑貨屋さん「KONCENT」

「KONCENT」

「KONCENT」

ものづくりを通して世の中を元気にする会社・アッシュコンセプト社が運営するデザインプロダクトショップで、2012年にオープン。

おもしろ発想にあふれたコンセプト力やデザイン力で、様々な企業と共同で作り上げたグッズや、オリジナルブランド+dが並んでいます。

なるほどーっていうおもしろグッズに溢れています!

こちらの建物、築40年強のビル。こちらも以前はおもちゃの問屋さんだったという物件をリノベーションして、カフェ、ミーティングルーム付きの店舗にしています。

おもちゃやさんのビルをフルリノベーションした店内。

おもちゃやさんのビルをフルリノベーションした店内。

吹き抜け2階の通路部分ではカフェできます。

吹き抜け2階の通路部分ではカフェできます。

新商品(動物型のゴム)のディスプレイ。

新商品(動物型のゴム)のディスプレイ。




続いては「たのしく、書く人」の文具店「カキモリ」

「カキモリ」

「カキモリ」

 おしゃれな店内に、こだわりの文具がたくさん並んでいますが、一番気になるのは自分だけの「オーダーノート」を作れます、というもの。

この中から表紙や中紙をチョイス!

この中から表紙や中紙をチョイス!

60種類の表紙、20種類の中紙、リングの色や留め具を全てを自分で選んで、店内にある工房で10分ほどで出来上がり。
使い終えた中紙は持ち込むと入れ替えてくれるので、気に入った表紙をずーっと使い続けることもできるそう。
受け継がれるノートって良いですね。
中紙には写真用の台紙なんかもあるので写真アルバムにもできたり。
この世にひとつだけのプレゼントにするのもオススメです!

素敵な店内。この店内の工房ですぐに作ってもらえます。

素敵な店内。この店内の工房ですぐに作ってもらえます。




並びにある、草木染めのお店「MAITO」

「MAITO」

「MAITO」

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糸作りをベーストしながら天然素材とメイドインジャパンをコンセプトにものづくりをしているブランド。
素材は至ってシンプルでナチュラルなものばかりで、着込んでいくうちに身体になじむような、愛用する人と共に年を重ねていけるような、そんな人生に寄り添うアイテムを目指しているとのこと。素敵ですね。

草木染の糸作り。

草木染の糸作り。

ものづくりの様子も伺えます。

「台東区アトリエ店舗」として指定されています。

「台東区アトリエ店舗」として指定されています。

 


はて、こちらはご存知な方もいらっしゃるでしょうか?

その名も「タイガービル」

「タイガービル」

「タイガービル」

登録有形文化財に指定されているこちらの建物。
築年数は1934年(昭和9年)との説で、築80年!(正確なのかは不明・・・)
建物名からして強そうですが、東京大空襲では、周りの建物がすべて倒壊、焼失した中で、被害を最小限に食い止めたそうで、今もその雄姿を現代にとどめています。台東区で最も古いビルなんだそうです。まさにこれぞ雄姿・・・

台東区最古といわれている建物

台東区最古といわれている建物

屋上から緑がはみ出ていたりとか、今となっては違法建築なんだろうと思われる屋上の棟屋とか、タイル張りに丸窓、といった感じにとても魅了されます。
1階には家具屋のNOCE、2階〜6階はオフィスになっていて、アーティストさん達が多く集まっているそうですよ。


そこからふらふらと散策していると、おんぼろ古本屋ありました。「御蔵前書房」

「御蔵前書房」

「御蔵前書房」

台東区最古と言われているタイガービルよりどう見ても古く見えるが・・・
ご専門は大江戸、大東京、相撲文献・・・てなことなのでご興味ある方はぜひ。(マンガもいっぱい置いてあったけど)
建物は今にも崩れそうなくらいに古いです。(笑)


さてと街歩きには欠かせないお土産ターイム!

「ペリカン」

「ペリカン」

美味しいと評判を聞いたパン屋さん「ペリカン」で、コッペパン(¥460)と食パン(¥480)を購入!
なかなか良いお値段なのですが、ひっきりなしにお客さんが次から次から入ってきて、しかも皆さん既にご予約済みなんです。売り切れ必至なのです。
中がふっくら、とっても美味しかったです。

気さくなご主人とずらり並ぶコッペパン。

気さくなご主人とずらり並ぶコッペパン。



いやはや、もう蔵前事情も盛りだくさんになってきましたが、ここだけは見逃せない!
「Nui.(ヌイ)」

「Nui. HOSTEL&BAR LOUNGE」

「Nui.  HOSTEL&BAR LOUNGE」

こちらはバーラウンジを併設したホステル、言わばゲストハウス。
2012年9月にオープンして約2年のNui、100ベッドもあるというホステルですがバックパッカーや外国人旅行客で毎日賑わっていて、予約は向こう1ヶ月ほど満室とのこと。

いい感じにこなれた感あるホステル。

いい感じにこなれた感あるホステル。

宿泊のお部屋はこんな感じだったり。

宿泊のお部屋はこんな感じだったり。

旧おもちゃやの倉庫をリノベしたので倉庫感満載。

旧おもちゃやの倉庫をリノベしたので倉庫感満載。

こちらの建物もまた、おもちゃやさんの倉庫をリノベーションしたというもので、倉庫ならではの天井の高さを生かして、バー店内には木(のインテリア)が生えていたり、ステージがあったりと素敵な空間。

店内に木が!!

店内に木が!!

お気に入りの椅子を見つけてみては?

お気に入りの椅子を見つけてみては?

店員さんイチオシのマルゲリータピザ。

店員さんイチオシのマルゲリータピザ。

バーは宿泊客以外でも利用でき、ごはんするのも、一杯ひっかけるのも、海外旅行者と交流するのも、ちょっと考え事するのも、いろんな席があるので、好きなように過ごせそうです。好きな椅子を探してみるのもいいかも。

そしてごはんも美味しい。

店員さんも気さく!一人で行くとたくさん話しかけられます。(笑)



新旧入り交じる蔵前の街で、国境を超えた交流にも触れられる、

そんな新たな魅力に溢れた面白い街だなぁとしみじみ感じながら隅田川沿いをお散歩して家路につきました。

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