こんにちは!今回はご存知「神楽坂」です!
私が大学生活4年間を過ごしたこの神楽坂。
最近しばしこの界隈にご無沙汰気味だったので、懐かしさに浸りつつ、今時の神楽坂事情を知りたくて探索して参りました!
それではさっそく〜行ってみましょう!
「神楽坂」といいつつ、お散歩ルートのスタートは「飯田橋」駅です。いきなり越境越えしてすみません。(この街紹介ブログ、各駅ごとにご紹介をしてるもので・・・)
さて。飯田橋駅のJR西口方面からスタートです。地下鉄の方は「神楽坂下」へなんとか向かってきてください。
どひゃ!駅前に超高層ビルが新しく完成してました〜!昨年2014年の10月にオープンしていたようです。
その名もサクラテラスという魅惑の名前。(今回はスルーしますね。)
なんだか駅前がどんどん開発されているので、ふいに心配になってきました。まだある・・・のか!?
よかった!相も変わらず!!ギンレイホール。
なんと1974年にスタートしたのだという名画座。
ロードショーが終わった映画の中からセレクトして2本立てで上映する映画館。一度入ったら2本立てで見られます〜。
直近のスケジュールこんな感じ。
一回(2本立て)大人1,500円ですが、年間パスポートが10,800円。一度で2本見られるから、月1回ペースでも来れるならかなりお得〜。
平日の昼間でも人の出入りがけっこうあります。
続いてこちら。ご存知でしょうか?
「神楽坂飯店」(「楽」の文字にどうしても違和感を感じる・・・)
何が名物かって、
え?
デン!
デデン!
45年間、大食いチャレンジを続ける老舗! 大食い界の登竜門的存在らしいです。(笑)
この巨大餃子たち。餃子2.5キロ分、一人で1時間以内で食べきれるとお代が無料〜!
でも食べきれなかったら9,600円です。。。
ビジュアル的にはぜひジャンボ餃子をチャレンジしてみて欲しいけど、皮がか〜なり分厚くてそれがなんともらしいので、勝ちを狙いに行くなら餃子100個の方がいいのかも。
あと少しライトめなチャーハン(2.5kg・5,840円)とラーメン(3杯分・1,890円)のチャレンジメニューもありますよ!
私は普通にここの豚肉たまごキクラゲ炒めが好きでした。
*
今日はたくさん行きたいお店があるので、メジャーどころはスキップかなぁ〜と思いつつ、とってもいい晴天だったので、やっぱりつい向かっちゃいました。
CANAL CAFE(カナルカフェ)
神楽坂坂下、お堀に浮くようにある水辺のカフェです。
晴れの日、テラスが最高に気持ちいい!お食事しっかり派はこちら。(屋内もあります)
カフェや軽食ならお堀沿いに伸びる外のデッキサイドで。
このテラスから眺める穏やかな光景が好き。
夜はバイオリンの生演奏をやってくれたりします!旅先かのような優雅な気持ちになれます。
ボートにも乗れますよ〜。(30分・600円) 鯉がかなり積極的なのでお気をつけて!
カナルカフェのお隣には、「CANAL CAFE boutique(カナルカフェブティック)」というオシャレなスイーツやさん。(この建物、昔はマックだったんだよなぁ〜こんなに素敵に様変わり!)
見ているだけでも楽しい、大人女子ウケが絶大そうな品揃え〜!ちょっとした手土産に良さそうなスイーツがたくさん。こちらも上でカフェできます。
さてと、神楽坂を上り始める前からついつい時間が経ってしまいました。このままでは「飯田橋」じゃないか!と怒られそうなので、いよいよ神楽坂ゾーンに入っていきますね。
今回は参拝処をふたつ。
まずは「毘沙門天(善國寺)」。「びしゃもんてん」と読みます。
神楽坂を上がっていくとほどなく現れるこちらのお寺。
全ジャンルのお願いを聞いてくださる毘沙門さまだそうですが、
よくよくかかった絵馬を見ると、、、
え、みんなの願い「嵐」「嵐」「嵐」・・・
「今年も嵐に会えますように」
「嵐のドームツアーに当選しますように」etc…(笑)
ってここ、いつから嵐寺になったんだ!?!?!?
聞いてみると、二宮くんの出ていた「拝啓、父上様」という神楽坂を舞台としたドラマに登場していたことなどで、「嵐の聖地」となったらしい。
(このドラマが2007年だったので私が大学卒業したすぐ後くらいからそんなだったみたい・・・かれこれ10年近くか)
いや〜びっくりびっくり。毘沙門さまも絶対びっくりしてるよね。(もうすっかりお手の物かな)
さてと。次に向かうは神楽坂をぐんぐん上って、神楽坂駅を超えて、「赤城神社」へ。
きちんとお清めしてね。
ガラス張りの神社って初めて。
もう超かっこいい!写真撮りまくりです。
5年前、2010年に赤城神社再生プロジェクトとして、建替られました。
神楽坂在住だという建築家・隈研吾さんによる設計、グッドデザイン賞を受賞。
境内には、あかぎカフェが併設されて、平日でも賑わってます。
平日でも満席でした。ちょっと一人で待つのが寂しかったので、今回お茶はスキップ。
そして仕事柄どうしてもこの赤城神社内のマンションが気になってしまう〜!
募集があり次第、R-STOREでご紹介していきますね。
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さてと無事参拝を済ませたところで、ようやく神楽坂の新スポット「la ka gu」へ!(マズイ!曇ってきた!)
かっこいい!
このアプローチ、私の大好きな横浜の大桟橋に似たものを感じました。
これ全部階段!にがっくしされた(!?)ママ達もご安心を。バリアフリーになってます。
新潮社の元書庫をリノベーション。これまた隈研吾さんのリノベーション。
高〜い天井でゆったりとした空間。
中にはカフェスペースもあれば、
可愛いオリジナル文房具があったり、
やはり新潮社、おすすめ本紹介のイベントコーナーがあったり、
イベント展示スペースがあったり。
インテリア、ファッション、アウトドア、グルメ、カルチャーなどなど、それぞれのジャンルのプロが世界中からセレクトしたものを置くキュレーションストア。
イベントも定期開催なので、時折足を運んでみてはいかがでしょう?
そろそろ喉カラカラ。la ka guの向かいの本屋さん兼カフェらしきお店が気になって入ってみました。
古い本屋さんをリノベーションしたお店。
かもめブックス(本屋)/WEEKENDERS COFFEE All Right(カフェ)/ondo kagurazaka(ギャラリー)
本屋さんとカフェが併設。(※本は買ってからでないとカフェでは読めません。)
ようやく一服。
カフェの脇にさりげなく「古書交換」のスペース。
自分が不要になった本を持ってきたのと同じ冊数の本を持っていけるという、何とも素敵な取り組み!いいね!
交換するときに、このしおりのような「交換カード」に何の本とこの本を交換したのかを書き留めて次の人に引き継いでいくそうです。
次の方は、「へ〜この本を持ってきてくれた人はこんなことに興味があったんだなぁ」と知ることができて、なんだか楽しい。
ぜひおうちに眠っている本があれば持って行きましょう!
どうでもいいけど学生時代、よく使ってた居酒屋「竹ちゃん」
神楽坂の駅近く。
(安くて朝まで飲めるって理由だけだったと思う。。)
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ここからは神楽坂を下って行きます。
神楽坂といえば石畳の風情ある小道といってもいいかもしれません。
ということで夕暮れ近く、明かりが灯り始める良き時間に裏小道を散策!
一度行ってみたい「坂の上レストラン」
夕暮れ時になってくると道にポンと置かれた灯りが石畳の小道を照らしてくれます。
可愛い。。
魅惑の門構え。
迷路のよう。
行き止まってみたり。
屈折してみたり。
神楽坂の裏側にはすれ違うのがやっとくらいの細い道が入り組んでいたりします。
迷路のような道が続いているので、時間に余裕のある時に、無計画に歩いてみるといいですよ。たくさんの古民家が所狭しと並びます。
このあたりは今の建築基準法上では、接道の条件でおそらく再建築できない建物がほとんど。
今でこそリノベーションという言葉が根付いていますが、神楽坂の街にはそんな言葉が存在しなくとも、古きものを改修して後世に残していく、という精神や技術が自然と備わっているように思います。
小道を抜けて、こちらはsaryo(茶寮)本店。
古民家改装した隠れ家的、和カフェ。
今ではsaryoも店舗が増えてるので、真新しさは減りましたが、ここのsaryoはやっぱり趣き深くて素敵です。
なんだか目を引くこの建物、瓦屋根の戸建てがさりげなく縦に2つに割られてる!
さてと、神楽坂界隈のたくさんの誘惑をかき分けながら、久々に行きたかったガレットやさんへ!
LE BRETAGNE(ル・ブルターニュ)
フランス・ブルターニュ地方からやってきたそば粉のクレープやさんです。
ここいっつも混んでます。(この日もお昼に行くつもりだったのですが、満席御礼だったので、改めて夕方に再チャレンジしました。)
夕方の時間帯は狙い目。
ボルディエ製バターとブラウンシュガーのガレット 1,250円(ドリンク付)
このバター、海草入り、ピメント(甘唐辛子)入りという、香り豊かなバターが美味しい〜!
ハム・たまごなどのお食事系のメニューもたくさんあるので、ランチにもおすすめです。
*
そろそろ読み疲れましたよね。長くなりました。
最後にお土産タイムです。
「神楽坂 五十番 本店」
ここの肉まんが本当に美味しい〜!
肉まん370円と高級。
ミニ肉まん190円もありますが、昔に一度ケチって買ったのですが、肉汁と包むまんじゅう生地のバランスがね、やっぱり違うんですよね〜。
大きい方の肉まんを強くおすすめします!
おうちにお持ち帰りして美味しく頂きました。(写真撮るの忘れました。)
肉まんに続いて豚ちゃんに足が止まる・・・
瀬戸物屋さん「太陽堂」。隙間なくびーっちり並んでいます。
そしてお店の一番売れ筋はやっぱりこちらの豚ちゃんだそうです!
蚊取り線香入れ豚ちゃん2,200円。
正式名称は「蚊遣り豚(かやりぶた)」というらしい。
そういえば貯金箱同様、なぜ豚がモチーフになったのだろう・・・?
と気になって調べてみたら、諸説あるようなのですが、
「焼き物で有名な愛知県常滑市の養豚業者が蚊に困り、最初は土管の中に蚊取り線香を入れて使っていたものの、土管の口が広すぎて煙が拡散するために少しずつ口を縮めていくうちに形が豚に似てしまい、せっかくだからと豚の形にして常滑焼のお土産にしたらそれが大ヒットして広まった。」
とかいう説が濃厚そうです。
脱線しましたが。
いかがでしたでしょうか?神楽坂。
有名なお店もたくさんありますが、ぜひ時間のあるときにのんびりと、マイカメラを持って、好きな風景を見つけに歩いてみてくださいね!
それではまた〜!