で、でかい。でかすぎます。。。
その高さ、なんと634m。ムサシです。
東京スカイツリー！！！
そんなに主張しないで！ってくらい、存在感がハンパないです。
下町の風景の中から突如現れるその姿に、ちょっとした違和感すら感じます。笑
というわけで、今回は、知ってるようで知らない「とうきょうスカイツリー」の街をぷらっと歩きたいと思います。
どうでもいいですが、駅名の「東京」はひらがななんですよねー。可愛らしい駅名ですね。笑
とうきょうスカイツリー駅と押上駅は同一駅の扱いなんですって。とうきょうスカイツリー駅の旧名称は業平橋駅なんですって。
今でこそ、存在感の出てきたスカイツリー周辺エリアですが、スカイツリーができるまでは、正直地味な街でした。
浅草の隣ねー（旧業平橋駅）とか。半蔵門線の終点の駅（押上駅）だよねとか。向島のあたりでしょとか。そんな風に呼ばれてました。ちょっと主観が入ってるかもですが、だいたいそんなイメージです。。。
そもそもスカイツリーが建っている場所だって、東武鉄道さんの本社と東武鉄道さんの広大な貨物ヤードなどがあって、殺風景な感じで、観光とは縁もゆかりもない場所でした。
スカイツリータウン内の広場。今では人が集まる憩いの場に。
そんな地味で殺風景だったこの街も、2012年5月のスカイツリー開業から丸3年が経ち、街に来る観光客などが増えたこともあり、徐々にではありますが、周辺の街にも変化が現れています。
あ、最初にお断りしておきますが、今回は、スカイツリーにはほとんど触れません。
スカイツリーのご紹介は、東武鉄道さんにお任せするとして。。。
http://www.tokyo-solamachi.jp/
そんな今後の変化がますます楽しみな「とうきょうスカイツリー」の街をアールストア的な視点で見ていきたいと思います！
はい。ということで。
まずは、とにかくスカイツリーの周りをぐるぐるしてみたいと思いまーす！
スカイツリーの南側を流れる北十間川あたりから、ぷらっと行ってみましょうかねー。
北十間川もスカイツリーの開業にあわせて遊歩道などが綺麗に整備されました。
この風景、結構好きなんですよねぇ。なんでしょうか。やっぱり水辺空間は落ち着きますよね。
個人的には、写真の左側のスカイツリー対岸エリアがもっと盛り上がって欲しいですねー。
川沿いの気持ちの良い空間なので、この通りにもっとお店が増えて欲しいですねー。
さらに言えば、お酒が飲めるバーや盛り上がる音楽を流しているお店とかクラブとかが増えて、夜もワイワイみたいな。外国人観光客で溢れてるみたいな。
バンコクのカオサン通りのようなちょっと猥雑だけどワクワクするような。
そんな場所になったら楽しそうだなー。
いろいろと妄想を膨らませつつ、川沿いの遊歩道を西へ進みます。
いきなり隕石の2文字が目に飛び込んできます。
い、隕石直売所。。。な、なんですか？いきなり凄いです。
ちょっと怪しさ満点過ぎて、これ以上中に踏み込めませんでした。
今度は、何人か仲間を引き連れて入店してみないと思います。。。最初からかなりのインパクト。。
そそくさと次へ向かいます。
とはいえ、「建物の1階に店舗」の「下駄履きマンション」に少しずつ新しいテナントが入居し始めているようです。
マンションの1階には飲食店が入居する。屋上テラスを利用してスカイツリービューを売りにするバーも。
中には、一棟丸ごとリノベしたイタリアンも。SAN GUSTO。
リノベーションの見本みたいな建物です。看板とオーニングも良い雰囲気が出てます。
ここだけ見ると、もはやナポリのワンシーン。笑 薪窯で焼く熱々のナポリピッツァはテイクアウトも可能です。
築40年近く経つもともと町工場だった建物をイタリアンレストランにリノベーションしたそう。
こういうお店が徐々に増えていくと、スカイツリーの街全体として良い雰囲気が出てきそうですよねー。
ここも一棟丸ごとリノベですねー。SEKAI CAFE。
三晴寿司の看板がシュール。
もともとは何の建物だったんですかねー。
タイル張りの外壁がモザイクタイルっぽくていい味だしてますね。
更に西へと歩きます。
こちらも一棟丸ごとリノベです。UNLIMITED COFFEE BAR TOKYO。
こじんまりとした外観がが可愛い。
僕の記憶が正しければ、ここは、もともとたこ焼き屋さんだったはず。
あの庶民的なたこ焼き屋さんが、今では、こんなにおしゃれなコーヒーバーに。
室内も落ち着いた雰囲気でかなりグッドです。
外観だけでなく、中の空間もかなりいい感じ。円状につくられたカウンターでは、バリスタを囲みなにやら密談？が。笑
いいじゃないですか！いいじゃないですか！
こういうお店ですよ、こういうお店！
すみません、一人でテンション上がっちゃいました。昔を知っているだけに、今のこの現状が嬉しくてつい。
古いマンションの1階にひっそりとカフェ。さくらCafe。
通りを挟んだ向かいにも可愛らしいカフェが。
一瞬、建物のエントラスかと思うくらい建物に馴染んでます。
今度は、スカイツリーの北側のエリアに向かってみます。
行きつけだったパン屋さんがなくなっていました。替わりに入居した居酒屋さんは繁盛してました。
この建物、都営住宅なんですけど、このマンションの1階になかなか美味いお店があるらしいです。
ここです。さつま屋。
都営住宅の中庭に面して立地しているので、 場所を知らないと、行くのは難しそう。著名人も訪れる名店だとか。
大通りに面していないので、隠れ家的なお店。
さて、東へ向かい、さらにちょっとだけスカイツリーから離れたエリアへ向かいます。
途中で偶然見つけたバウムクーヘン屋さん。東京バウムクーヘン。
お店の設えが控えめなので、よく見ないと気づかない。
ジャージーミルクと抹茶を購入。とてもしっとりとした食感でふわふわでした。
やっと目的地につきました。遠藤利三郎商店。
何の変哲もない普通の外観のマンションに居を構える。
こちらは、言わずと知れた名店。ちょっと敷居が高かったので、外観だけパシャり。
結構築年数が経っているマンションの1階にひっそりと。意外な感じです。
今回は、本店から歩いてすぐの場所にある遠藤利三郎商店さんの姉妹店「角打ちワイン 利三郎」さんへ。
こちらのお店もマンションの一角に店を構える。控えめです。
こちらは、立ち飲みバーで、ワインもフードもどれを頼んでも500円！で飲み食いできちゃうんです。とってもリーズナブル！
これならワイン初心者の僕でも気軽に立ち寄れます。
さて、結構な距離を歩いたので、ちょっとここらで休憩しましょ。
前々から興味があったところへ。Tokyo Hutte。
周りの建物、街に馴染むように佇む。
ん？金物屋さん？
いいえ、違います。
もともと金物屋さんの倉庫だった建物をホステルとしてリノベした場所なんですよ！
1階には、コワーキングスペースとカフェが併設されていて、コミュティの場に。
元倉庫ということもあって天井が高い空間は、とても開放的。デザインのお仕事をされていたというオーナーさんのセンスも光ります！
この日もカフェで仕事をしながら、3人のオーナーさんと色々なお話を。
そうしているうちに、たまたまお仕事でいらっしゃった岡山でKAMPというホステルを運営されている方を紹介していただき。
そこから色々と話が盛り上がり気づけば外は暗くなり。笑
ホステルという多種多様な人が集まる場所だからこそ、普段知り合うことのない人との偶発的な出会いがあり。
そこから色々な情報交換や交流があって。こういう場作りって面白いなぁと。
そういえば、弊社でも2015年9月末に「BOOK&BED TOKYO」というホステルを開業いたしますので、こちらにも遊びにきていただけると嬉しいです。
ここまでスカイツリーネタを封印してきましたが、最後の最後にちょっとした穴場スポットをご紹介したいと思います。
東京スカイツリー2階のとある場所。
この時期はちょっと暑いですが、もう少し涼しくなればオススメです！
写真の向こうの方までベンチが続く。風が抜けて気持ちいい。
スカイツリーのある風景。
どの場所から見えるかは散策して探してみてください。笑
どこかテクノスケープ的な要素があって個人的には好きな風景です。
今回、スカイツリーの周りを3周くらいはしたでしょうか。
でかいバッグを背負って、カメラをパチパチ。完全に観光客の一人に見られていたことでしょう。
だいぶ汗をかいて、いい運動になりました。そして色々な発見がありました。
色々とこの街について、振り返って考えてみると、スカイツリー開業前には、全くというほど縁のなかったおしゃれなカフェやレストラン、ホステルなどが徐々にできはじめ、街自体がちょっとずつ新陳代謝をし始めたかなという感じがします。
スカイツリーに隣接する敷地には、270室規模のホテルの計画もあるようなので、今後は、さらに人の流れが変わり、ここからさらに街も変化していくことになりそうです。
これからどんどん変化するスカイツリーの街。
どのように街が変容していくのか。
伸び代がある街だけに、今後の変化がとても楽しみです！
