「明治神宮前」。
原宿でも表参道でもなく、あえての明治神宮前駅です。
今回この駅を選んだのは、街に鎮座する明治神宮を包み込む「森」を見たかったからなんです。
実は東京生活が10年を超えたにもかかわらず、一度も足を踏み入れたことがなかった場所。
この街歩きをする前日まで別の場所へ行く予定でした。
紹介するお店も全部リサーチして準備万端だったのですが、何のお告げか、ふと見ていたテレビ番組で明治神宮の森の不思議をやっていまして。すっかり心を奪われてしまいました。
というわけで興奮冷めやらぬ状態で翌朝早朝から明治神宮の森を目指しました。
この森、100年前に明治神宮を創建する際に作られた人工の森だそうです。
人工の森はたくさんあると思いますが、ここを神域とし、人が手を入れず森の木々の力だけで永遠に生き続けることができるようにと計算し尽くされた世界でも珍しい森とのこと。
完全なるテレビの受け売りですが、100年前の人々の知恵と努力によりこの森を見ることができているのだと思うと、感慨深いです。
朝ごはん抜きで2時間ほど森散歩をしたので、お腹が空きすぎてフラフラと朝食を食べさせてくれるところを探しました。
本当は気分的に和食が良かったのですが、ミーハー心に負けて「世界一美味しい朝食」と言われているbillsへ。
お腹を満たして元気が出たので、明治神宮駅へ戻り原宿駅経由で森沿いの街の散歩を再開。
歩き回ってまたお腹が空いたので、Tas Yardというお店でご飯を。
隣接しているお店の取り揃えている食材がどれも美味しそうでワクワクします。
試食で衝撃を受けたマスタード二種を今日のお土産として購入。
観光スポットだからと敬遠していた「明治神宮」。
人が集まるのには理由があるんですね。この森を眺めながら生活できたら、、、と本気で考えてしまいました。
また一つ東京の「好き」が増えました。