みなさんこんにちは。
今回は東京の東側にある「京成立石」を、ご紹介します。立石という場所についてご存知の方も多いかと思いますが、いわゆる昔ながらのお店が多く残っている場所なのです。
昼間から営業している飲み屋さんが多く、「その日暮暮らし」をされている人々が日銭を握りしめ通うようなお店が多くあるのも、立石の特徴です。立石駅は「一丁目側」と、「七丁目側」に駅の入り口があり、いずれの場所からも食べ歩きを楽しむことができます。
今回のタウンナビは食に走ります。とにかく食います。さて、始めますか。
始めにご紹介する「舟和」は、芋羊羹が名物のお店です。
ここでは焼きそばを食べました。「芋羊羹は?」と思う人もいると思いますが、食べたい方は是非直接行ってみてください。今回食した焼きそばは、キャベツと肉のバランスがちょうど良く、シンプルに美味しかったです。
次に来たのは「平成カリー檄場」
こちら、ワタナベ食品株式会社が作っている、旭カレー本舗から取り寄せているルーを使用しています。旭カレー本舗は、保存料やエキスを使用していないシンプルなカレールウを60年以上作っている老舗です。「平成カリー檄場」では、オリジナルに配合したスパイスと併せて作ったカレーを提供するお店です。
最大の特徴は、クオリティの高さと値段の低さです。
是非一度お試しください。
通りを歩いていると、「ちーずどっぐ屋さん」という看板を見つけました。
ちょっと面白そうだなと思ったのと、個人的にチーズドッグが好きだったということから、とりあえず食べてみようと思い「一本ください!」ということで食べてみました。
こちらの店主は脱サラ後、この店を開いたようでしてもともと調理器具を売っていたようです。現在は奥さんと、娘さん、と一緒にお店を切り盛りしているようです。
朝から午後にかけてフラフラと立石を歩いていたのですが、お惣菜を売る店に商品が並んでいる様は、どことなく異国情緒を感じました。
仲見世の入り口でうるめイワシを買い、まぐろやで一盛360円の赤貝と、シマアジと、シメサバを買い、味はらで鉄火巻きを買い、丸忠蒲鉾店で練り物を嚙り、玉起屋で新じゃがの炒め物と、数の子と、かぼちゃの煮物を買いました。今晩は豪華な晩御飯を楽しめそうです。
立石のもつ焼き屋といえば、皆さんご存知の方も多いかと思いますが、「宇ち田」さんに行きます。
ここのもつ焼きと煮込みは何回食べても絶品です。焼き物もナマ物も絶品です。営業時間も14時頃から19時30分頃までと、早めの時間帯に始まり終わってしまいます。こんなところにも昔ながらの名残があるんだなと感じました。
また、ここの注文方法が独特です。メニュー板には「もつ焼き」としか書かれていません。モツの種類は、『カシラ、ハツ、ガツ、ナンコツ、レバ、シロ、アブラ』があり、味付けは、『タレ、塩、味噌、生(レバ生は不可)』があり、焼き加減には、『普通に焼く:そのまま、わか焼き:ちょっとしか火を通さない、よく焼き:よく火を通す』などなど、いろんな注文方法がありますが、よくわからない方はとりあえず行ってみて、『もつ焼きと煮込みください。』といってみましょう。適当に焼いてくれますよ。※これ以外にも『スペシャル』がありますが、それはまた今度の機会に説明します。
次に来たのが「栄寿司」さんです。『宇ち田』さんのすぐ隣にあるお寿司屋さんです。
『おまかせ(千円程度)』もあるので、お財布が心配な方は『おまかせ』をお勧めいたします。(お品書きには一貫の値段しか書いてありません。注文すると二貫づつ出てきます。)今日イチは『はまち』でした。
次に来たのが_「鳥房」さんです。
はじめに伝えておきます。こちらのお店酔っ払いの方お断りなのです。僕が入店した後に店の人と、『酔ってる!いいや、酔ってない!』との言い合いが繰り広げられていました。そして、上着を店の中で脱ぐとお姉さまにメッチャ怒られます。まあ、上着を脱いでから敷居をまたぐのは、普通の話ですよね。
次にきたのが、「とっちゃんぼうや」です。ここの居酒屋さん、独特な空気が流れています。ここのマスター、本当にエンターテイナーであり、子供心を忘れないイタズラが本当に好きな方です。ここの店主料理の腕は確かです。こちらのお店ではオムライスをいただきます。
さて、京成立石の紹介も次の店で最後になりました。(というか、僕のお腹が限界です…。)最後に紹介するお店は、「蘭州」です。
こちらは、手作り餃子を皮から作っているお店なのですが、水餃子は本当に絶品です。卓上にある辛子をつけて食べれば、さっきまであんなにお腹いっぱいだったのですが、次々と食べてしまいました。次回来た時はチャーシューメンを食べようと思います!
この店で私の『京成立石』紹介も終了です。
まだまだ紹介したいお店がたくさんあるのですが僕のお腹がギブアップです。
数年前、立石の近くに住んでいたことがあり当時この辺りはよく来ていました。今回は食いに走ったので、お酒を飲むことはできませんでしたが、次回行く時はお酒を飲みながら美味しい肴を頂きたいですね。
東京都イーストサイド『京成立石』へ、ぜひ一度お越しになってはいかがでしょうか?決しておしゃれではありませんが、下町の雰囲気を垣間感じることができるでしょう。
ぜひ一度お越しください。
余談ですが、立石駅の隣にある四ツ木駅は、キャプテン翼のモデルとなった場所です。
作者である高橋陽一先生は、この辺りの出身だそうです。近くに大きな川もありますし、スポーツをする上で良い環境ですね。