今日のお散歩はTHE観光地の「浅草」です。
ただ、浅草でも奥浅草とか裏浅草と呼ばれる、少し外れたエリアをご紹介。
(今回は奥浅草と呼ばせていただきます。地元の方は大抵「観音裏」と呼びますが、今回は範囲も広いのであえて奥で!)
多くの皆様が家を選ぶ基準とする「駅徒歩10分以内」から外れていますが、
なかなか面白いのです。
読み終わる頃に「駅徒歩10分以上」でも住みたくなるかもしれません。
さて、まずは浅草寺からスタートです。
表から入ると込み合っているので、裏手からお邪魔します。
浅草寺はお寺と神社が同じ敷地に建つ珍しい場所なのです。
浅草寺と言えばおみくじで凶が出やすい事で有名。
ここはネタとして凶を出さねばと気合いを入れて引いてみましたが、結果は吉。
大吉でもなく中途半端に終わりました。
さて、浅草寺を後にし、浅草寺裏エリアへ。
美味しい豆かんが食べられる「梅むら」へ行ったらなんと日曜定休‥。
豆かんはあきらめて浅草花柳界のエリアへ。
置屋があるので料亭や小料理屋も多く、どのお店に行くか迷ってしまいますが、今日は食べたいものが別で決まっているのでまた今度。
そういえば、たまに料亭へ向かう芸者さん達に会える事もあります。
その艶やかな姿にいつか芸者さんを呼んで大人の遊びをしたいなぁと思ってしまいます。
次に向ったのは言問通り添いにある大学芋の千葉屋さん。
もちろん大学芋も美味しいのですが、私が好きなのはお芋の入ったショーケース。創業された60年程前から大切に使われているそうです。
家や店舗の内装で建材などをエイジングさせる事がはやっていますが、やっぱり本物の時の流れが作ったものには敵いませんねぇ。
千葉屋さんを出て、千束通り商店街にある竹松鶏肉店へ。ここは鶏肉専門店で商品の回転が良いのでとにかく新鮮で美味しい。
今日は何も買わないつもりがついつい店頭のお惣菜を買ってしまいました。
千束通りから少し入った場所にある曙湯。
数年前に改装されたのですが、歴史を感じる外観は上手に残しつつ小綺麗になっています。
次に向かったのは予約の取れない激ウマ店で有名なタイ料理屋さん、ソンポーン。浅草の隠れた名店です。
今回の奥浅草散歩のメインとなるカフェつむぐり。
ここを紹介したくてこのエリアを選んだのです。
これぞ隠れ家といった雰囲気で、住宅街の中でも路地裏でさらにわかりにくい所で静かに営業中でした。
このお店、床が抜けるようなレベルのぼろぼろな古民家をカフェオーナー自ら改装したそうです。
ここまで大掛かりなDIYをしている借り主さんって本当に珍しいのです。
そして建物、内装が良いだけでなく、料理も飲み物も私の好みにドンピシャでうれしくなってしまいました。
お腹も満たされたのでもう少し奥へお散歩を。
昔は隅田川から続く川だったという山谷堀公園。
江戸時代には川を上って遊郭のある吉原へ旦那集が通ったそうです。
今はもう水は通っておらず、春にはお花見のポイントとなっています。
次は縁結びで有名なパワースポット今戸神社へ。
おびただしい数の絵馬に驚きました。
みなさまに良縁があるといいですね。
パワースポットでパワーを充電し、今日の裏浅草のお散歩はおしまいです。
紹介しきれなかったおすすめスポットは近所のお部屋を借りていただく際にでもお伝えできればと思います。
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