東京にきて12年、引っ越しを6回もしている私ですが、その中でもう一回住むならこの街!!
どこか昔懐かしい雰囲気のする「雑司が谷」を今回ご紹介しますー!
え?何その駅。と思った方、きっと沢山いるでしょう。。泣
さぞかし不便なとこにあるんだろう。とお思いでしょうが、そんなことはありません!
池袋と目白の真ん中にあって、意外に都会なんですよ。
(ちなみに、吉祥寺だけが住みたい街ですか?の1回目にも登場してます。。)
では、さっそくいきましょう!
路面電車が走ってるなんてやっぱり。。
と思うかもしれませんが大丈夫です。ここはちゃんと都会ですw
電車をおりたらすぐ見えるのが、鬼子母神参道の欅並木!
いやー石畳が良い感じですね。手塚治虫が住んだと言われる並木ハウスもこの路地を入ったところにあるんです。
今回冬で葉が付いてませんが、夏は緑がとても綺麗!
その先にあるのが鬼子母神!
ちなみに不定期開催ですが、1~2ヶ月に一度は手創り市が開かれています。
規模も大きめで、革製品、アクセサリー、パン、お菓子とジャンルは様々!とても賑やかです。
赤い鳥居、縁起良さそう。
でも、見て欲しいのはそっちじゃない!
こっち!!創業1781年からある駄菓子屋さん、「上川口屋」。
なんと境内にあるんです、これついつい沢山買っちゃいますね。
さてさて、先程の並木道の戻ってご紹介したいのは「キアズマ珈琲」。
並木ハウス別館をリニューアルして建てらてたんだとか。。
いやー内装もおしゃれ!これ何時間も入れちゃいますね。
もちろん、珈琲の香りも味も最高でした!
珈琲の後はなんだかパンが食べたくなりますよね。(無理やり。。w)
昔の風情残る雑司が谷ですが、パンを売ってる可愛いお店もちゃんとあります。
明治通りのビルの2階にある「うぐいすと穀雨」。もう、名前からおしゃれでしょ。
テイクアウトも出来ちゃうので、ついつい通ってしまいそう。。
本当に美味しいパンでした!
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ここまででだいぶ魅力が分かってきたと思いますが、まだまだですよ!
並木ハウスが出てきたところからなんとなーく感じてると思いますが、雑司が谷は文豪に愛された街。
並木ハウスには手塚治虫が住み、雑司が谷霊園には夏目漱石や小泉八雲のお墓も。
(*霊園の写真はありません。。)
そんな雑司が谷には本が沢山!
地域の皆さんに愛されている、「古書往来座」!
店の中には、映画、アート、デザイン、カルチャー、思想哲学書が所狭しと並んでいます。
掘り出し物もありそう!
*ちなみに雑司が谷、本屋さんだけでなく古本市も2ヶ月に1回のペースで開催されています。
次に来たのは、「青聲社」。
うん、入ったら感じますが世界観がすごい!本のチョイスも面白い!
古道具も一緒に売っていて楽しい。不思議なお店でしたが、何時間いても飽きないお店でしたー。
ついつい時間を忘れて、本屋さんを巡ってしまいましたが、
文豪に好かれる街は、現代日本文学の名作、村上春樹の「ノルウェイの森」の舞台になっている街でもあるんです。
いやー、もうここまでくると本当にすごい!
本中に出てくる寮は、この「和敬塾」がモデルになってます。
ちなみに村上春樹は一時期この和敬塾に住んでいたそうです。
男子学生の寮なんですが、ここの敷地内には美術館(永青文庫)や、旧細川侯爵邸もあったり。
旧細川侯爵邸は大学生の時に1度見学に行ったんですが、めっちゃ良い!
建築物に興味がある方は是非一度行ってみてください。
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さて、文学に触れたところで、お腹も空いてきたなーっと。
次は、サンドイッチの美味しいカフェ「あぶくり」をご紹介!
何種類ものサンドイッチがあって、全部美味しそう!
ただこのお店人気なので、売り切れになる事が多いんです。。泣
是非早めの時間帯に行って欲しい!
ここで講演会を行ったり、地域密着のカフェなんです。
そんなとこも素敵ですね。
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さてさて、雑司が谷の良さは伝わりましたでしょうか?
平成なのに、風情たっぷりの雑司が谷でしたが、きっと住んでて飽きない街なんだろうと今回思いました。
季節によっていろんな顔を見せてくれる雑司が谷、是非足を運んでみてください!