R-STOREスタッフが街を深堀り!きっと住みたくなる街が見つかります。

鎌倉

2017.04.06

鎌倉

担当=二階堂 美和子

 満を持して公開!!!古都、「鎌倉」のご紹介です。

今回は「遊ぶ」目的ではなく、「住む」人目線で街をご紹介したいと思います。

何を隠そう私も、5月から鎌倉に住む予定..。なのでこの記事は私のためでもあります!

それでは早速「住む」目線での鎌倉探索、行ってみましょー!!

お隣の北鎌倉も素敵な街。鎌倉に来た際は、ぜひ足を伸ばしてみて欲しいです。

メインは東口。西口と比べると、人の量が違いました..。

東口は鶴岡八幡宮や鎌倉一の観光名所、小町通りに通ずる出口。

小町通りは多くの飲食店やお土産屋さんが立ち並ぶため、土日の人の多さは想像を絶するもの

これで平日。休日は小町通りを抜けるので半日終わりそうです。

 

着物で訪れる人も多数。レンタル着物屋さんも多数ありました。

こちらは平日の小町通りの様子。これでも少ない方です。というか全然少ない。

土日やこれからのハイシーズン(5月~8月頃まで)は、身動きが取れないほど人で溢れます。

土曜日にも写真を撮りに行ったのですが、通りを抜けるのに小一時間ほどかかりそうで

5分で諦めて帰ってきました。

鎌倉はとにかく道が狭い&車が多い。

狭い道路に片側一車線で抜け道もあまりないので、車で来ることはお勧めしません。

ちなみに道が狭いのは鎌倉幕府が設立された際、敵が攻めてくる事を考えて街が造られたからだそう。

京都もそうですが、歴史ある街ってみんなこういう感じですね。

だからこそ「路地」とか「古都」感があるのですが、住む側としては歩きにくい!!

歩道が整備されていない道もあるので、車との境目がなくちょっと怖かったです..。

こちら一方通行の通りではありません。 こちら一方通行の通りではありません。

対して西口は、地元の人たちから「裏口」と呼ばれるように裏方的な存在。

観光客の賑わいからは離れますが個性的なお店が多く、落ち着いた雰囲気があるため私はこっちの方が好きです。

紫陽花で有名な長谷寺や、海がキレイな由比ヶ浜ビーチは西口からの方がアクセスしやすいです。

ではちょっとお昼ご飯を。

onari店。komachi店もありますよ。

前から行きたかったカレー屋さん。「オクシモロン」です。

実はこちら、さっきの激混み小町通りにもあるのですが、案の定殺人的に並んでいたので、こちらの御成通店に避難してきました。

こっちも多少並んではいましたが、やはり裏口側。許容範囲の混雑さです。

お隣の雑貨屋さんとは中で繋がっています。

目玉商品はパクチー、大葉、ねぎ、三つ葉をトッピングしたエスニックそぼろカレー。

これがめちゃくちゃ美味しかったです!!!しつこくなく、永遠に食べれそうな味でした。

そぼろのポロポロ感が最高でした..!

葉っぱ系が苦手な方は、キーマカレーに温玉がトッピングされた和風キーマカレーをどうぞ。

普通のキーマカレーよりもまろやかで飽きが来ず、こちらも最高に美味しかった。

飽きが来ない美味しさ。結構な量があります。

後で判明したことは、なんと二子玉川にもあるとのこと…。鎌倉限定店舗じゃなかった…。

店舗により置いてあるカレーの種類やメニューが違うそうなので、ぜひ3店舗制覇して欲しい!

小町通り店は、平日開店直後に行かれることをお勧めします。

お店を出てそのまま西口を探索します。ちなみに西口を出てすぐはこんな雰囲気。

観光客は少なめで、地元民が多い印象。

柱にご注目。ちょっと切れてますが、「湘南人」と読めませんか?

この御成通り沿いにたくさんかわいらしいお店があります。

クレープ屋さん。テイクアウトしますと言ったら「トンビに気をつけて」と言われ、その後ほんとにトンビに持って行かれました…。

 

雑貨屋兼植栽屋さん。

 

店先に並べられたたくさんの植栽と多肉植物たち。

 

植木鉢やジョウロもかわいい!

 

植栽屋がこの通りには多いです。全てかわいい!

このお店はお花も多く扱っています。

 

御成通りからわきに逸れる路地にあるのが、「KIBIYAベーカリー」。

路地の先にあります。隠れ家みたい。

 

天然酵母を使用して作られたパンは、どれもしっとりふっくら。

小ぶりで食べやすく、女性に人気の理由が分かります。

こちらのお店は10時から営業しています。

バジル美味しかった..。

食パンも柔らかく、甘くて美味しかったな〜。

パン以外にクッキーやパウンドケーキもあります。

鎌倉は朝早くから営業しているカフェが多いのも特徴。

ということで、ここからは朝ごはんに最適なカフェのご紹介。

出勤前や休日の朝ごはんタイムにご利用ください。

(情報は2017年4月6日現在のものです)

〜食堂COBAKABA〜

住所:鎌倉市小町1-13-15

営業時間:8:00〜10:00/11:00〜17:00(土日祝のみ17:30〜21:30も営業)

定休日:水・第三火

卵かけご飯がセットで500円!!

〜GARDEN HOUSE〜

住所:鎌倉市御成町15-46

営業時間:9:00〜22:00

定休日:不定休

朝も昼も夜も人気のカフェ。これからの季節はテラスが最高に気持ち良さそう。

〜CAFE RONDINO〜

住所:鎌倉市御成町1-10

営業時間:平日7:00〜22:00/日・祝7:00〜20:00

定休日:無休

西口から徒歩10秒。立地抜群です。

〜Panda Bar〜

住所:鎌倉市御成町5-41

営業時間:

火曜〜金曜8:00〜10:30、15:00〜24:00

土曜8:00〜10:30、11:30〜14:00、15:00〜23:30

日曜8:00〜10:30、11:30〜14:00、15:00〜23:00

定休日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)

TAKEOUT可能なので、会社に持っていくのもアリ。

お腹も満たされたので、少々お散歩を。

それにしても、鎌倉はやっぱり街並みが最高ですね。歩いているだけでほんとに楽しい。

かわいらしい建物や、趣のある道がいっぱいありました。

切妻屋根と窓がステキ。

アールストアのロゴのような、三角形の屋根の建物。こちらは、大正13年頃に建てられた病院。

平成7年まで、内外部とも建築当初のまま実際に使用されていたそうです。

遠くからでも目立つ外観。賃貸で出して欲しいな〜。

賑やかな通りでも、一歩わきに入るとこんな感じ。

一歩入ると古都感が満載な街並み。

趣しか感じられない路地。一つ一つの壁が長い…。

ん~、ステキ!!

歩いていて思ったのは、大きな家が多いということ。

お金持ちというイメージが強い鎌倉。

先祖代々住んでいる人が多く、1つ1つの家の敷地が広いです。

借りて住むとしても、お家賃は少々高め。

平均相場は1Rもしくは1Kの、いわゆる1人暮らし用で7万円ほど。

1LDKだと11万円くらいとなっています。

また駅周辺はお店が集中しているので、住宅は駅から少し離れたところにあります。

歩いて10分は当たり前。広くて安いところとなると、バス移動が主流となります。

ここで鎌倉の交通情報を少し。

鎌倉はJR横須賀線と湘南新宿ライン、江ノ電の計3本の電車が通っています。

江ノ電は、言わずと知れた路面電車です。

鎌倉~藤沢間を約30分で結び、途中はビーチが有名な「由比ヶ浜」や水族館がある「江ノ島」にアクセスできます。

正直時間はかかるし、片側1路線の駅もあるので待ち時間も長いのですが、あのの~んびりとした雰囲気は時間に代えがたいもの。

時間がある方や非日常感を味わいたい方は、江ノ電でゆっくり藤沢まで行くのもありだと思います。

終電も意外と遅く、12時近くまである駅もあるので江ノ電沿いに住むのもありかもしれません。

JR横須賀線は、品川まで乗り換えなしで50分。大船で東海道線に乗り換えると40分ほど。

新橋までもプラス10分ほどでアクセス可能です。

時間帯や、途中の横浜や武蔵小杉でどわっと人が降りるので、運が良ければ早めに座れます。

湘南新宿ラインは恵比寿・渋谷・新宿・池袋といった、都内の主要駅まで直通で結ぶとても便利な路線。

1時間ほどで主要ターミナルまでアクセス出来るのは、本当に便利。終電にも余裕があります。

鎌倉駅から鎌倉市内の移動はもっぱらバスが便利。

路線が無数に走っています。

kamakura のコピー

鎌倉の内側に行くならバスが断然便利。

 

車を持っていない人や内陸側に行く場合は、バスがお勧め。

ただ終バスはどの路線も22時半ごろで本数が少ない路線もあるので、注意が必要。

またハイシーズンは道が混むので、通常20分で行けるところが40分かかったりと若干ストレスを感じる部分も..。

そこで便利なのが自転車。

車で通れないような道も行けるし、何より渋滞が関係ない。

地元の人たちは自転車を駆使して生活している様子。

それを裏付けるかのように、駅周辺にはレンタサイクル屋さんがたくさん。

平日の14時頃には全ての自転車が貸し出し中になるほどの人気ぶり。

こちらは服屋さんの店頭でレンタサイクルを営業中。

こっちはホステルとBARを営業。かっこいい電動サイクルが1時間1,000円で借りられます!

専門でやっているところもあればカフェをやりながらや、雑貨屋をやりながらなど兼業で扱っているお店も。

また扱っている自転車もオシャレなんだな~。

時間制で貸しているお店や1日単位での貸し出ししかしていないお店もあるので、ご自分のスタイルにあったお店を探してみてください。

鎌倉に住むなら自転車を買うことを強くお勧めします!!

生活情報ついでに、鎌倉のお買い物情報も。

鎌倉駅周辺にはメインのスーパーが3箇所あります。

①TOKYUストア

おなじみTokyu Storeです。

言わずと知れた東急系列のスーパー。

東口からすぐで朝の9時から22時まで営業しています。

②鎌万

地元感漂うスーパー。

魚や水産系が有名なスーパーですが、普通の野菜や果物も扱っています。

値段はTOKYUよりは庶民的な価格で、見た所地元の人はこっちを多く利用している様子。

普段の買い物はこちらがお勧めです。

ただ営業時間が短く、朝の9時から夜は19時までしか営業していません。

帰宅が遅い人は休日の買いだめが必須です。

③紀伊国屋

鎌倉マダム御用達のスーパー。

ザ・高級スーパーですね。

ここで毎日買い物をしていたら破産します。

なのでここは特別なものを買うときだけ利用しようかな..。うん..。

スーパーは以上ですが、忘れてはならないのが次にご紹介するところ。

入るのに躊躇してしまう外観ですが、一般の人も利用可能なのでご安心を。

 

じゃん!鎌倉野菜の直売所です!!

もちろん一般の人も買い物OK。びっくりするくらい、安くて立派な野菜が売ってます。

朝の8時から日没まで開いていますが、休日は9時頃にはほぼほぼ売り切れています…。

平日も11時頃にはめぼしいものは売り切れに。

なので、平日の開店と同時に駆け込むのが正解です。早起きがんばろ~。

これで少ない方。朝方行くと、野菜の彩に目を奪われるほどたくさんの野菜が売られています。

常駐のお店もあるようです。

あとは小さな八百屋さんや商店がちらほらと。食品や日用品の買い物に不便はありません。

ただ電気屋や家具屋などはないので、その場合は横須賀線で2駅隣の大船まで行く必要があります。

さ、ちょっと休憩しようかな。

夕方になり人混みも落ち着いてきたので、小町通りにある喫茶店へ。

この日は平日だったので、16時くらいになるとまだ許せるくらいの人混みに落ち着いていました。

「身似虚無」。漢字だとこう書くそうです。

ダンディーなマスターが自家焙煎で入れてくれるコーヒーが美味しいと友人に聞かされており、前から行ってみたかったんです。

店内はシックで落ちついた雰囲気。

ザ・喫茶という感じ。重厚感ありますね。

混雑しすぎず、小町通りの中では比較的ゆっくり出来るお店です。

 

コーヒーが有名なのに、ブラックコーヒーが飲めない私はいつものごとくカフェラテを注文。

泡がふわふわでした!!

コーヒーが有名なお店のカフェラテって、絶対泡立っている気がする..。

小町通りにありながらお店が地下にあるためか、人が少なく穴場的なスポット。

店内も静かで、本を読みながらまったりできる空間。お気に入りの場所になりました。

せっかく小町通りに来たので、こちら側もご紹介。

メインの通りは賑わっていますが、一本入ればこちらも静か。

ザ・日本家屋的な建物が並びます。

家なのかお店なのか文化施設なのか、もはや分かりません。

 

後ろに見える山がステキ。秋には一面紅葉になるそうです。

 

ローソンが漂白されてる…

 

鎌倉市は景観地区に指定されており、建築される建物の高さや外壁の色が指定されています。

だからほら、緑の銀行さんもこんな感じに。

こちらも漂白されてます。

白!緑じゃなくなっちゃってる..!

でもそのお陰で街並みが本当に綺麗。

ただ別に白が指定されている訳ではなく、原色や刺激色など周囲との調和がとれないような色が禁止されているそうです。

いかがでしたでしょうか?住むイメージ、湧いてきましたか?

まとめると、

*日々のお買い物に不便なし!

*都心までのアクセスも1時間ほどで可能!横浜までは30分くらい。

*駅周辺に家はなく、徒歩10分が当たり前。Andお家賃は少し高め。

*ハイシーズンや休日は観光客多し。その時は自転車利用で渋滞回避!

都心よりはもちろん便利さに欠けるかもしれませんが、代えがたいものがたくさん。

この記事が、

「鎌倉憧れるけど、住みづらいんじゃないかな」

「都心まで通勤不便じゃないかな」

と、なかなか決心ができなかった方たちの背中をポンっと押せるものになったらいいな。

鎌倉でお待ちしてますね。

■鎌倉 夜編はこちら → http://town.r-store.jp/archives/8223

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