根津
今回私は、東京に住んだことがある人でなければなかなか足を運ぶことはないであろう、根津の街紹介をしたいと思います。
駅は素朴な感じ
根津といえば、下町感のあるちょっと懐かしい街です。
昔ながらの銭湯や、昔ながらの八百屋さんなど、温かいイメージの根津。
今回取材をしている中で、さらにこの温かさを知ることができました。
ではスタートです。
根津駅から歩いてすぐ近く、おいも屋さんがあります。
黄金の大学芋です。
取材を始めてすぐ・・・甘い香りに誘われて早速買ってしまいました。
キラキラ光る美味しそうな大学芋は見た目だけではなく、味も絶品です。
上からかけてくださるタレがとっても美味しい。ホクホクねっとり。温かいうちに食べるのがオススメ！
店主も優しい方です。
▽お店情報▽
定休日なし
5・6粒（約100g）で500円くらいです。（芋の種類によって異なります。）
おいも屋さんを通り過ぎてすぐ、行列が・・・
これでも少ない方です。
いい匂いがすると思ったら、たい焼き屋さんでした！
根津といえば、『たい焼きやさん』を思い浮かべる人が多いそうで、、
その中でも有名なたい焼きやさんだそうです。
思わず並んでしまいました。
薄焼きパリパリなのに、中はもっちりで最高に美味しいです。
売り切れ次第閉店となってしまいますので、お早めに！！！
（夕方頃行くと売り切れている可能性高いです）
テクテクと歩いて行くと、根津神社があります。
取材したこの日は秋晴れだったので、神社にある木々は黄色と緑が混じり合ってとっても気持ちの良い景色を見ることができました。
せっかくなので、おみくじ引いてみましょう。
（おみくじがあるとついつい買ってしまいます…）
なんとなく引いちゃいますよね。おみくじって。
結果は『吉』。あまりパッとしないので省略します・・・。
ずらーっと並ぶ鳥居
この鳥居は、よく見ると年号と人名が記されています。
これは根津神社にお参りして願いことを叶えた方たちなのだそうです。
そして根津神社は、『強運』『癒し』のパワースポット！
心が清らかになった気がしました！
根津神社を出たところに三角屋根の可愛いかりんとう屋さんがあります。
下町感。可愛いですね。
根津に行ったら必ず行く場所。
「根の津」
肉つけうどん
お肉の油がぎゅっと出ていて、香ばしくてとっても美味しいです。
鴨ねぎうどん
あっさりとしていますが、鴨の出汁が効いていて美味しいです！
種類豊富です！季節のメニューもあるので、いつ行っても楽しめます。
以前行った時は、揚げもち（力）ぶっかけを食べたのですが、とっても美味しかったので是非！！！
▽お店情報▽
定休日：月曜日(祝日の場合は翌日)
am11:00-pm15:00
pm17:30-pm21:00
お腹いっぱいになったところで、ゆっくりお散歩しましょう。
ぶらぶら歩いていると、昔ながらの飴屋さん。
このケースも昭和な感じで素敵ですよね。
ご年配の方達が、この飴屋さんを見つけて、とても嬉しそうに『昔に戻ったみたいだ』と言っていて、変わらずある、ということの凄さを感じました。
おじさんが使い古されたそろばんでお会計をしていて、三丁目の夕日が大好きな私はとっても胸が踊りました。
帽子といい、そろばんといい…最高です。
ジブリの世界に出てきそうなお花屋さん、発見！
看板など、分かりやすい物は一切置いていないですが、存在感は凄いです。
たそがれ堂
たそがれ堂は、東京で作った陶器や、ちょっとしたアクセサリーを売っているお店です。
一つ一つこだわられていて、いちいち素敵。
思わず誰か大切な人の誕生日を思い浮かべて、プレゼントしたくなってしまう。そんな雑貨がたくさん置いてあります。
▽ お店情報▽
am11:00-pm16:30
定休日：日・月・第三土曜日
（その他不定休有り）
HP: http://tasogaredou.web.fc2.com/
根津には昔ながらの建物もたくさんあって、素敵です。
屋根低っ！
昭和感・・・たまりません。
昔ながらの銭湯
沢山歩いたので、ちょっと休憩。
路地の奥へ進むと、素敵なカフェがありました。
ボンジュールモジョモジョ
なんだか懐かしくて、幼な心をくすぐられるようなそんな場所です。
中へは、靴を脱いで。無垢材が素敵なお店です。
全部動物パンです
メニュー内容もたくさんあり、ワクワクします！
お子さんを連れて行っても喜びそうですね！
売っているものまで懐かしい…
店主のモジョさんもとっても優しい方です。
▽お店情報▽
am9:00-売り切れ次第閉店
定休日：月・火（不定休有り）
とってもゆっくりできたので、歩き始めます。
地元の方御用達の豆腐屋さん。
お店の近くにいると、子供達の声がしました。
近くに行ってみると、豆腐屋さんの店主と、子供達が楽しそうに遊んでいました。
チェックの服の方は豆腐屋さんです。
遊びですらも昭和！『けんけんぱ』をしています（笑）
ここに来た時、三丁目の夕日の中の世界にいるようで、本当に楽しかったです。
するとある少年が走ってこっちへ向かってきました。
『おっちゃんアイス！！！』と元気よく
みんなで冷蔵庫の方へ行きゴソゴソし始めました。
みんな嬉しそうに、笑顔で戻ってきて、
『おっちゃんに頼めば、アイスくれるよ！』と男の子。
おっちゃんからのアイス
するとおっちゃん、笑顔でアイスくれました！
おっちゃんありがとう！！！
子供達にとって、会いに行けばいつでも遊んでくれる居場所のような豆腐屋さんは、いろんな遊びを教えてくれて、アイスをくれるヒーローのような存在なんだなと思いました。
ここまで根津の街を紹介してきましたが、私は今回根津の取材に行って、東京の都会ではなかなか見ることの出来ない素敵な人とのつながりを感じることができました。お肉屋さんにきた主婦の方は、お店の人に子供の反抗期について話したり、おばあさんは今晩のおかずを買いに来た、と長い間座り込んでお店の人とお客さんはお話が止まりません。
他愛もない会話が街を歩いているだけでこんなに聞こえてくるなんて、根津で暮らす人たちの毎日が羨ましくなりました。
下町感は、建物や雰囲気だけではなく、人も昔の良さを残しつつ進んでいる現代の根津の人たちが本当に温かくて優しい気持ちになりました。
ぜひ一度、温かさを味わいに遊びに行ってみてください。
