R-STOREスタッフが街を深堀り!きっと住みたくなる街が見つかります。

高田馬場

2016.10.12

高田馬場

担当=堀 正斉

9月27日 17時14分。弊社取締役から突然連絡が。

「街ブログやる?前回も営業スタッフじゃなかったけどやったもんね?笑」

こんなLINEメッセージが来たことから、「やりません」

とは言えず、現在文章をつらつらと書き始めています。新規事業チームの堀です。

※この街紹介ブログは、入社順に書くルールとなっているのです!

前回は神保町を紹介し、本来的にはもっとたくさん紹介するべきところがたくさんあるにも関わらず、あろうことかコンテンツをカレーまみれにするという暴挙に出ました。すみません。

今回はバランスとって…

と言いたいところですが

僕のホームタウンとも言うべき高田馬場を紹介するため、再び飯屋ばかり載せてやります!!!

遊びに遊んでいた、6年前の学生時代にタイムスリップ〜〜!いくぞ〜〜!!

まずは腹ごしらえに1軒目。

先日ロケットニュースでも話題になりました、たまき食堂

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こちらのお店、トルコライスに何を乗せるか選べるんです!120分飲み放題も880円。頭おかしい。

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僕は
・カレーライス
・ソースチキンカツ
・ナポリタン
この3つを選択!

わくわく…
待つこと5分。

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きました〜〜〜〜〜!思ったよりチキンカツ多い!

全体的に色が茶色い!

店内に太ったサラリーマンのおっちゃんしかいない!

いや、本当です。。。笑

お味はと言うと…

全体的に濃い味付けでしたが、カレーもスパイスが効いてるし、チキンカツもナポリタンもレトロな食堂で出てきそうな味で、非常に美味しかったです!

ちなみにここの開店を待って近くをふらふらしていたら、インド・ネパール料理のお店の人に「息子さん、めっちゃ美味しいインド・ネパールです!ドゾー!!」って言われて、店のチラシを渡されました。

誰の息子やねん!めっちゃ美味しいインド・ネパールってなんやねん!

と突っ込みたくなるところでしたが、これでもやっていけるゆるさが高田馬場のいいところだな〜。と学生時代も思い出しつつ次の店へ。

さて、いきなりお腹を満たしてしまったのでお次は涼しげなカフェをご紹介。

駅のそばの道を神田川方面に下っていくと、10° CAFEが見えてきます。

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オシャレ風のカフェなので、高田馬場っぽくないお店なのですが、今回は癒しを求めて久しぶりに来てみました。

先ほどの店とはうって変わって、昼下がりのオシャレOLがわらわらといます。

そんな中、男一人で、トマトソースとカレーにまみれた口の中をお掃除するために、ゆずソーダ(600円)を注文!

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ん〜!爽やかなサイダー風味のドリンクで割ってもらえていい感じ!電源も使えるようで、仕事もはかどります。

2階席もあり、食事を終えたOLさんたちが上からどんどん降りてきていました。

ちなみに、パーティもできる模様。ナイスな店ですね!

さて、ゆずソーダ飲んで落ち着いたところで、今度は街の紹介にいきましょう。

高田馬場駅はJR山手線と西武新宿線が通り、早稲田大学のお膝元。要するに、学生街ってことです。

学生がうるさそう(実際うるさい。笑)…、街が汚い感じがする(古びた雰囲気は確かにある)…、などマイナスな面もあったりはしますが

ちょっと歩けば副都心線も使えて、さらに歩けば東西線(早稲田駅)も使えて、バスで渋谷、上野方面にも行けるので、実はいろいろと便利なのです!

あと、学生街であるがゆえに、昼も夜も、ご飯が安い!

鳥やす。ランチも安いが、夜の串も60円〜とリーズナブル。

鳥やす。ランチも安いが、夜の串も60円〜とリーズナブル。

昼はワンコインから、夜は飲み放題、食べ放題で2500円という料金設定が割とスタンダードですからね。笑

ただし、4月中は大学の新入生歓迎会の時期なので、駅前のロータリーでは喧騒とともに、様々な人間ドラマが繰り広げられますので静かに暮らしたい方はご注意を。

ちなみに、在日ミャンマー人が多く住んでおり、「リトル・ヤンゴン」と呼ばれる日本最大のミャンマー人コミュニティを形成している(情報ソース:wikipedia)とのこと。知らなかった。。。

昼のロータリー。平和。

昼のロータリー。平和。心なしか年齢層高め。

夜のロータリー。なんだかいろいろおかしい。

夜のロータリー。なんだかいろいろおかしい。

また、街中にはネタになる店も多く、こんな看板を掲げるバーや

美女は半額!ブスは無料!本当なのか???

美女は半額!ブスは無料!本当なのか???

こんな分かりにくい看板を出す店も

お店でつけたて生パン粉揚げたてランチ…全然伝わらない。。。

お店でつけたて生パン粉揚げたてランチ…全然伝わらない。。。

だいたいダサいけど、だいたい105円で服を売っているような店もしれっと店を構えています。

 

ハリボテ感のある看板。最高にシュール。

ハリボテ感のある看板。最高にシュール。

105円から服が買えます。

105円から服が買えます。

 そして今回、「頼んでもいないのにお告げをしてくれるカフェがある」という情報を得て、こちらの預言カフェにも足を伸ばしてみました。

僕はキリスト教信者ではないのですが、キリスト教とかは関係なく店内に入れるとのこと。ドキドキしながら店に向かいます。高田馬場駅の線路沿いの道をてくてく歩くこと5分、ついに店が現れました!
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普段は結構並んでいるらしく、30分くらい待つ時もあるようなのですが、僕は閉店間際に入ったので運良くすぐに通されました。

明らかに預言料を含んだ値段設定のコーヒー(950円)を注文。

待つこと数分。コーヒーとビスケットが運ばれてきました。

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預言はどのタイミングで来るのか。どんなことを言われるのか、スマホをいじりながら待っていると……

おじさん:「失礼します」

き、きたーーーー!普通のおじさん!(きれいなおねえさんがよかった

席に座るなりおじさんは僕に「録音しますか?」と質問を投げてくる。焦る僕。

僕:「えっ、あ、はい。」

おじさん:「では準備をどうぞ」

(ものすごい手馴れてるぞ…)

僕:「は、はい、ちょっとまってくださいね…ゴソゴソ(スマホを取り出す)」

僕:「はい、準備できました。」

おじさん:「はい、では始めます。」

おじさん:「主は言っています、$&#%#&%|+*・・・」

おじさん:「主は言っています、*+&%$#+*#&・・・」

僕が机に置いたスマホに預言を吹き込み続けるおじさん。

おじさんの鼻から鼻毛が1本だけ出ているのに気がつき、笑いをこらえる僕。

僕:(シュールだ…シュールすぎる…)

おじさんが話し続けること約4分。僕は1本だけ出ているおじさんの鼻毛を見つめながら、9割くらいの話をスルーし、預言を聞き終えました。なんてシュールなんだこのカフェは…。もうアトラクションの領域。。。

シュールなカフェの机には、こんなメモが。預言内容は、皆さんご自身で聞きに行ってみてくださいね。

シュールなカフェの机には、こんなメモが。預言内容は、皆さんご自身で聞きに行ってみてくださいね。

預言カフェでの体験で、高田馬場は本当にネタには困らない場所だなと痛感。

このなんでもありな感じが僕はとても好きなので、実は密かにこの辺りに住んでみようかと思っています。笑

…と、少し話が脇にそれましたが、気をとりなおして街の散策を再開!

駅から早稲田大学の方に歩いていくと、古着屋の丸実商店が見えてきました。中に入る時間がなかったので、外観のみ。
昔はここでよくシャツとか買ってたな〜。懐かしい。

上半身裸のマネキンがまたシュール。

上半身裸のマネキンがまたシュール。

丸実商店のはす向かいには、早稲田らしらかぬセレクトショップ Paintが。

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ここは学生の時におしゃれな服が買えると思っていた場所なのですが、いまや全然惹かれない…。ファッションを偉そうに語る気はありませんが、好みは変わっていくのだな〜、おっさんになったな〜、と服屋を回りながら思うのでした。ちなみに今思えば、僕の感覚に1ミリも合ってないテイストの服が多かったです。笑

さて、再び高田馬場駅方面に足を運んでみます。またしても、高田馬場らしからぬ店を発見!!店名は「R.O.STAR

最近できたようで、店内はすごく綺麗でした。

最近できたようで、店内はすごく綺麗でした。

こ、コーヒーが100円とな!?ええやないの!そして、デザート的なものを食べたい気持ちにかられ、wifiがあることにも惹かれ入店。

ここでは、アイスコーヒーとチーズケーキスティックを注文。

コーヒーとチーズケーキ。これで300円くらい。やすい!

コーヒーとチーズケーキ。これで300円くらい。やすい!

こちらのコーヒーは自家焙煎とのこと。コーヒーをあまり飲まないコーヒー素人の僕でも美味しいと感じまして、高田馬場で何か作業をしたい時には再訪決定です。コーヒーはLサイズにしても160円だしね。

店内では飲み物やサンドイッチだけでなく、HARIBOや海外のミックスナッツなども提供しており、様々な人の需要を取り込むことができそう。

海外のミックスナッツやHARIBOもあった。

海外のミックスナッツやHARIBOもあった。

店内にはいろんな客層がいて、人が集まる場所を作ること(BOOK AND BED TOKYOもそうですね)っていうのは色々な仕掛け、体験設計が要るな〜、と思った次第でした。

さあ、だいぶお店も回ってきましたが、まだまだ行きますよ!

ここからは餃子とカレーと居酒屋です!笑

まずは餃子荘 ムロ

渋い。

渋い。

こちらのお店は1954年開業と、約60年の歴史を誇ります。
店内での注文方法は飲み物以外は追加注文不可、という独特のスタイルで、外国人の人がテーブルについても、同じルールを徹底させるために、おばちゃんが一生懸命英語で説明をしていました。

厨房とウィルキンソン。

厨房とウィルキンソン。

右がカレー餃子、左が普通の餃子。

右がカレー餃子、左が普通の餃子。

ついでにチャーハン。

ついでにチャーハン。スープ付き。

また、ここで働いているおばあちゃんの純子さんは、なんと70代からDJの勉強をして、現役DJとして活躍しているんだとか。そして活動名はDJ SUMIROCK(スミロック)!すごすぎるぜ純子さん!

カウンター席しかないのですが、餃子をつまみながらビールを一杯やるのにもってこいなお店です。

餃子のお店を紹介したので、もう1つ僕が気に入っている餃子がたくさん食べれるお店をご紹介。
そう、僕らの味方、石庫門
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学生の時からお世話になっているお店で、10個単位で餃子が注文できちゃいます!
30個1000円とか、ホント安い!
昔はここで100個単位で注文していたのを思い出しつつ、今回は2人で行ったので30個と少々おとなしめの注文。

ビールと餃子、といきたいところでしたが、疲れがピークだったので、コーラと餃子を注文。

ビールと餃子といきたいところでしたが、疲れがピークだったので、コーラと餃子を注文。

30個近影。

30個近影。ん〜、たまらんですね。

ん〜、幸せ!!
ちなみに石庫門はいろんなところにありますが、おそらく高田馬場店だけがこのような餃子サービスをやっているのだと思われます。餃子が死ぬほど食べたくなった際は是非。笑

さて、ここまでくると街の紹介というよりもグルメレポートのようになってきましたが、どんどん先に進みます。

お次はスープカレーの有名店、シャンティ。カレー屋の紹介は僕的には外せません。笑
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人参、なす、ミートボール、レンコンなどがゴロゴロと入っているミートボールカレーを注文!

また行きたくなる味!店員さん一人で大変そうでした…。笑

また行きたくなる味!店員さん一人で大変そうでした…。笑

ん〜、スパイスの効いたスープにご飯を入れて食べる至福の時よ…うまいっ!

今回はR-STOREのスタッフとともに行きましたが、一人でもいっちゃいますね、このお店は。

シャンティに別れを告げ、お次は飲み屋ラッシュ!!と言いたいところでしたが、ブログの分量も考えて最後に1軒だけ紹介しておしまいにしたいと思います。

ラストを飾るのは、ジビエのお店、米とサーカス

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こちらのお店は、鹿、熊、鯨などスタンダードなものからサソリ、ヤモリ、ゲンゴロウなど、明らかにジビエではないものまでなんでもござれ。もちろん普通のメニューも揃っていて美味しいですが、ここに来たからには珍味を注文しなければなりません!!!いざ!出陣!!

まずは、普通に注文。ポテトサラダ→梅水晶(サメの軟骨)→鯨ベーコンと、特に冒険することなく3品をペロリ。

ポテトサラダ。普通においしい。

ポテトサラダ。普通においしい。

 

サメの軟骨を使った梅水晶。割とスタンダードな料理らしい。

サメの軟骨を使った梅水晶。割とスタンダードな料理らしい。

 

普通に鯨の刺身って感じです。

普通に鯨の刺身って感じです。


その後、大山鶏の唐揚げを注文してお腹を満たしたあと、ついに…

ヤモリの姿揚げを注文!!!

・・・・

・・・・

・・・・

きたーーーー!!!!

動物愛護団体からクレームがきそうです。。。

動物愛護団体からクレームがきそうです。。。

これは、、、小さいティラノサウルスや…

どんな味がするのか、興味津々。早速食べてみます。

…!!

意外と普通の魚みたい…!
身の薄っぺらいホッケを食べているようだ。。。

足や頭は固かったですが、無事においしく食べることができました。また一つ、強くなれた気がします。

ヤモリを食べて満足したところで、米とサーカスでの食事はおしまい。今回の取材もこれにてタイムアップ。

以上、今回は高田馬場の様子をお届けしました!

学生時代にタイムスリップとか最初の方にいいましたが、学生の頃から若干店が変わっていて、あえて学生の時に行っていた店を幾つか外して、新しい場所を開拓してみました。

高田馬場って飲食には絶対困らない場所なので、美味しいご飯屋さん探しが好きな方はご自身でガンガン開拓してください!(そして僕にも情報をください!)

本当は古本屋や映画館、そしてビリヤード場や卓球場、雀荘なども紹介したかったですが、そんなことしだすと5倍くらいの量になってしまうので、思い切って全て割愛。

いまもじゅうぶんカオスで魅力的な街ですが、これからもこのままでいてほしい、そんな愛すべき街、高田馬場の取材記録でした。

ああ、早くここに住んでみたい。笑

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