早くも3周目です。
「神谷町」・「清澄白河」と来て、今回は超メジャースポットの「自由が丘」。
(個人的には神谷町をもっと読んで欲しいんですけどね…。地中奥深くに埋もれていて悲しいです)
「じゃあ、今度の土曜日は19時に自由が丘の“南口”集合ね」と言っても人の流れに飲まれて大抵「中央口」に出てしまう、そんな街。
「中央口」を出てから踏切を渡り「マリ・クレール通り」を目指す人が多い、そんな街。
あのねぇ、「南口」だって言ってるでしょ?
「中央口」みたいにごちゃついていなくて、
「北口」みたいにキャバクラなんか無い、
そんな上品な「南口」だって言ってるでしょ?
っていうのが理由ではないのですが、今回は「南口オンリー」です。
意図的ではなく、自然とそうなりました。
理由は、「可愛い戸建てがあるのを知って欲しかった」から。
僕自身、2014年の5月まで4年半住んでいたのですが、だからと言ってお店に詳しいわけではなく、数少ない知っているお店を紹介したいわけでもなく、単純に上記の理由からなんですよね。
一応お店も紹介していますが、はっきり言ってここでは脇役です。お前らは助演男優賞でも狙ってろって感じです。
なので、「SHUTTERS(シャッターズ)」とか行きません。
スイーツなんて一個も紹介しません。
そこんとこ宜しくお願いします。
*
それでは参りましょう。
初っ端からメインディッシュです。
1軒目。
ここは制作系の会社が撮影用に借りて(買って?)いるようです。

やば…

やばいって…

もう無理… なんだよその倉庫の☆とか!

死ぬ…!
2軒目

うーん…

門が無いのが良過ぎます
3軒目

やっぱり門無い… ラフで良いなぁ

トトロに出てくるメイちゃんちみたいな木の柱…!

赤いゴミ箱まで抜かりない…

理由が分かりました。
なんでこんなに可愛い家ばっかりなんだ…!!!
と、2歳の姪っ子に対するそれと同じくらい悶えていたのですが(4年半も)、こういった理由からでした。
この辺り一帯は、「海軍村」と呼ばれていたのです。

道の掲示板にはこんなものも。
昭和11年(西暦1936年)の「海軍村住宅配置図」。
見えますかね?
「中将」とか「少将」とか、高級将校の肩書きがズラリ。
これが全部空き家だったらなぁ。売買でも良いから出ないかな…。
と、職業柄ゲスいことを考えてしまいます。
*

読書空間「みかも」

1軒目の戸建てや、後述する「sinajina(品品)」と同じ並びにあります。

いいなぁ…。
ここも「海軍村」だった名残です。
読書空間、と銘打っていますが、色々なイベントをやっている様子。
実は、今も通常通り家として使っている民家の一部を借りて運営されています。
たまにドラマや映画なんかでも見掛けますね。
*
ということで、メインディッシュは早くも終わりました。
が、折角近くまで来たので、オマケとして僕が4年半住んだ思い出の家も。

パッと見は一軒家。

1階の3分の1くらい。
パッと見は一軒家なのですが、改装して2階を3分割し、1階も3分の1くらいを賃貸に出していました。
僕の部屋はその1階部分。

縁側最高。
庭と縁側がとても素敵でした。
しかも梅の木があるんですよね。

右手が梅の木。
梅って、桃の香りがするって知ってます?
ポトポトと落ちた梅の実を縁側に置いて窓を開けると、風が桃の香りを部屋の中へ運んでくれました。
懐かしいなぁ…。良い部屋でした。
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改めまして、メインディッシュは終わりです。あとはブラブラするだけです。
もう見せたい写真は見せたので、適当にお付き合いください。流し読みでも構いません。速読で構いません。

景色盆栽のお店「sinajina(品品)」

「品」という漢字に少し似た外観
ここは人気店っぽいです。
既述ですが、1軒目の戸建てと「みかも」と同じ通りにあります。

可愛い。

盆栽教室なんかもしてたりして。

紅葉欲しい…。けど結構高かった…。しっかり陽の光を浴びせて、「秋だよ!」って分からせてあげないと赤くならないらしいです。
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aquarium shop「水景工房 奥沢店」

いろいろ

たくさん
ここも人気店っぽいです。
よく知りませんが、きっと知る人ぞ知る的なお店(なハズ)。
23時まで営業していて、夜に賑わっているのを何度も見掛けました。
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引き続きブラブラ歩いていると、めちゃくちゃ立派なケヤキを発見!

後ろの車と比べると大きさがお分かり頂けると思います。
さらに歩いていると、可愛い車を発見!

アイスクリームを売っていたようです。
運転席を覗き込みましたが、物が散乱していたので多分もう使ってません。
残念。

百円ローソン
どうでもいいですけど(ホントどうでもいいですけど)、旧自宅から一番近い百円ローソン。
通算500回は来ました。
だから最近「まいばすけっと」にポジションを奪われているのが心苦しいです…。
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ふぅ…。
そろそろお腹が空いて来たのでランチにします。
駅から近いのにお客さんが少なめの穴場をご紹介。

「Dining Bar BLUE TABLE」
「Rudie」に来たつもりでしたが、名前が変わって「BLUE TABLE」というお店になってました。けど店員さんは変わらず。
ちなみに「Rudie」の前は「Rude boy CAFE」という名前だったので(今もドア上の看板はそのまま)、僕が知ってるだけでも、ここ5年半で3つ目の名前です。

壁に「Rudie」って残ってますね。

2階にはプロジェクターがあります。2010年のW杯、皆で見たなぁ…。その時のメンバーの半数が既に結婚しているという現実。

壁の色とか照明とか、しょっちゅう変わります。
店名も内装もメニューもしょっちゅう変わる、なにかと変化の多いお店。

ランチメニュー
ドリンクにビールも選べて「¥900〜」はかなりお得!
前は選べなかったけど、これも変わってました。

サラダは食べちゃいました。
これは「特上カルビ丼セット」なので、¥1,200。
大盛無料なのがとても嬉しい。
(「ご飯大盛でお願いします」って注文して、何も言わずにお会計の時にサラッと150円増しとかしてくるお店は嫌い!)

全部揃ったと思ったのに、2分後くらいに味噌汁が来ました。
もうたまご割っちゃったよ。
ちなみにHOTコーヒーだけおかわり自由(だったハズ。知らないうちに変わっちゃったかも)なのですが、2階で頼むとちょっと遠慮しちゃいます。
僕は小心者なので、3杯が限界でした。
*
では、再び外に出ます。

チーズタルトのお店
割と最近出来たらしいお店。
かなり並んでいたので人気のようです。
素通りします。
(スイーツは紹介しないルールなので。リンクも貼らない。やっぱり自分との約束は守らないとね!)
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リサイクルショップその1

昭和レトロな雑貨店。

良い具合のゴチャゴチャ感。

お酒を入れる袋とか(「お酒を入れる袋」の正式名称なんだろ)

こういう弁当箱良いなぁ。使わないけど欲しいなぁ。本当に欲しいのはお弁当を作ってくれる彼女だけれども。
リサイクルショップその2

「TOKYO RECYCLE imption(東京リサイクル インプション)」
この辺りのお店も知りませんでした。
聞いたところ、それぞれ今年(2015年)の2月と3月にオープンしたようです。
まだ引っ越して1年しか経っていませんが、「1年」って大きいですよね。
別れた彼女が10ヵ月後には別の男と入籍してる世の中ですからね(友達の話ですけど。友達の)。
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牛みたいな車
充電している車、生で見たの初めてかもしれないです。
鼻に刺してて、牛みたいで何だかマヌケでした。
(本物を見たらもっとマヌケさが伝わると思います)
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暑くて喉が渇いたので、コーラを買おうと思います。
もちろん「缶の」コーラです。
(ペットボトルのコーラを飲む奴の気が知れない!)

コカ・コーラ少ない
自由が丘は意外とコカ・コーラの自動販売機が少ないことに初めて気付きました。
「あった!」と思っても売っているコーラはペットボトルばかり。
ちなみにKIRINが結構頑張ってましたね。(どうでもいいか)

あったー!!
15分くらい探してようやくありました。

自販機のすぐそばにベンチ発見。
お好み焼き屋さんのだったので座っちゃダメっぽかったんですけど、怒られたら「喉が渇いて死にそうだったんです…」って泣きそうな顔して切り抜ければ良いかと思って素直に休憩しました。
大丈夫でした。
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みつばち。 上の看板分かりますかね? 「八」が3つで「みつばち」です。
コーラでお腹いっぱいになっちゃったので入らなかったですけど、当時よく行ったお店なので抑えておきます。

黒板に「つけそば」と「しるそば」の文字が。
居酒屋ですがランチもやっていて、こういったお店では珍しく蕎麦がウリ。
なので夜は、「じゃあ〆にご飯を…」となるところが「最後に蕎麦食べて帰ろうか」となります。
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最初に「南口オンリー」と言いましたが、最後に敬意を込めてどうしても紹介したいお店があるのでそのルールは無視します(もう何度目でしょうか、自分との約束を破ったのは…)。

「そば新」
通算300回は行った、北口を出てすぐのお店、「そば新」。
24時間営業で、「たまご丼セット:460円」や「牛丼セット:480円」といったお得メニューを豊富に取り揃える、庶民の味方というかもはやヒーロー。
美味しい上に、お腹もいっぱい。
分かり易く、電車が到着した直後が一番混みます。
さらに言えば、各駅よりも急行が到着した後の方が混みます。
ちなみに「立ちそば」って書いてありますけど、椅子あります。
あるというか、全部椅子です。そもそも立ち食いじゃないです。
僕が自由が丘に4年半も住み続けることが出来たのは、このお店があったからといっても過言ではないでしょう。
*
はい、これにてオシマイです。
読み返すと「()」の多さに気付きましたが、面倒なのでそのままにします。
ほとんどただの「思い出の地巡り」みたいになりましたが、お許しください。
個人的に、10年後・20年後に楽しみたいと思います。
それではさようなら!
また1年後くらいにお会いしましょう!!